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スライム娘好きのチラシの裏

スライム娘促進運動をそこはかとなく。

更新履歴という名の管理人のひとりごと

2013/02/23

2月更新しないままになっちゃうとこだった!

気がつけば、もう2月終わりそう……

裏ではいろいろやってました。今後のことを考えてサーバーのソフト構成を変えたりとか。sinatraでなんか作るの面白そうだなとか。いろいろ。

去年の今頃よりは余裕があるので、成長したってことにしておきましょう(実際にはすごい苦労した業務が今年は無いだけなんだけど)

もうすこし、だらだらさせてーって感じです。


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書いた日: 2013/02/23 20:00 カテゴリ:日常

2013/01/02

あけましておめでとうございます。

今年もジャーマネンさんをよろしくお願いいたします。というか今年の8/14でジャーマネンさん20周年! うおおお、もう20年か…… そして今年の夏にはセーラームーンリメイク!のはずですが、まあ相変わらず情報ないですね。もう諦めてますが。私も仕事がラクになるのを諦めかけてますが。

それはそれとして、下の2枚の画像。

ジャーマネンさんと店員さん1
ジャーマネンさんと店員さん2

さてこれ。実は上がオリジナルで、下が暗いところを見易くするため、私が明るさをいじって、つい今日までジャーマネンさんの記事で公開してたものです。もう一度書きます。上が、オリジナルなんです。

しかしなんか下のほうがすっかり有名になってしまい、いろいろなサイトで転載されているのを見るのですが……。まあ転載は別にいいんですっていうか自分も転載なわけですし。ただその画像を元に、この店員さんは白く変化してしまっている→固めのように状態変化させている……ならまだしも、殺してしまっているとか、そういう誤解をされている方をちょくちょく見るのです。

いやいいんです、そういう解釈、好きです。っていうか固めも好きですからね。同化のがもっと好きですが。でも、なんというか、自分が加工したものを元にそういうことになってしまうと、複雑で……。

多分、状態変化系の方はがっかりされたかと思います。でも、なんか嘘をついているようで心苦しかったので、思いきってばーんとォ!言ってしまいました。なんというか、スイマセン……

しかし今年こそいろいろ書きたい。ジャーマネンさんと連れさられたうさぎの友情話とか、ジャーマネンさんと同化解除後のヴィーナスとか、ジェラさんとゼリのその後もしくは最後とか、構想だけはあるのに、書けやしないですね……


  1. R.K:あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。 まだまだ寒い日が続きます。 お体を大切に頑張ってください。
  2. 管理人:おめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします。毎週きちりと更新される様は尊敬しますです……
  3. かくに:あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。忙しい日々でしょうけど楽しみなアイデアが山盛りですね。静かに待たせていただきます。
  4. 管理人:あけましておめでとうございます! アイデアばかりで腐らせてしまいそうです。待ってくださる方がいる間が花だと思って頑張ります
  5. 管理人:ちょいとテスト
  6. 猫かつお:おはようございます美少女戦士セーラームーンR懐かしいですテレビ版本放送バージョン見てましたジャーマネンさん20周年おめでとうございます更新をお願いしますもう12月なんですよ

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書いた日: 2013/01/02 00:46 カテゴリ:日常

2012/12/09

生きてます。

12月はまじで忙しいので、おそらくこれが今年最後の更新です。

いや、29,30日がOFFだからその時に更新…いや無理だな絶対ぶったおれとるわ…

というわけで、今年はなんだかほとんど更新できませんでしたが、来年はもう少しなんとかしたいですね。ばた。


  1. かくに:無事でなによりです。仕事が落ち着いての更新楽しみにしてます。来年もよろしくです。
  2. 管理人:やったよ!おちついたよ!しごとが! 予定より早くおちつきました、ってもまだクリスマス、年末、年始とあるんですが……死んでしまう。

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書いた日: 2012/12/09 17:23 カテゴリ:日常

2012/11/12

[堕落事故調査委員会さんとこ]Corruption in Venus

というわけでDL版も発売されたので。ここからサンプルも見れます

内容としては、カエル妖魔化、蜘蛛化、牛化、犬化、そしてジャーマネン化。牛化は巨大妖魔のおっぱいの中での変化だったり、蜘蛛化したヴィーナスまじでカッコよかったり、それはそれで良いものだったりしますが、やはり一番はジャーマネンさんとの絡みですね。

サンプルにもある『人間“を”生殖器』にしているという表現だったり、むしろジャーマネンさんのが積極的に全身で楽しんでたり。そうこうしているうちにだんだん侵食していって、両手両足が溶け、絶望しているところに対する、脳への侵食! ぐじゅぐじゅと頭から響くとかもうね。 そしてサンプルには無いのですが、ジャーマネンさんが挿絵で描かれている場面もあって、それがまた非常にかわいかったり。

ジャーマネンさん好きならマジで買うべき。

次回作も期待したいですね。特にジャーマネン化したヴィーナスの活躍を。一旦元に戻るんだけど、あの饗宴自体は覚えていて、結局最終的にそこへ戻るとかが自分の好みですけど(笑。ジャーマネン化ヴィーナスはちゃんと服を着てることから、記憶が残ってるんじゃないかとかマーキュリーが推測しちゃって、泥沼にはまるのもいいですね。

実際続きがあるのかはわかりませんが、とりあえず自分は冬コミのマーズ本を楽しみに……出なかろうが買うし。


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書いた日: 2012/11/12 08:11 カテゴリ:感想 » sch_mit

2012/10/15

人間じゃないSchool参加された方おつかれさまでした

とゆうわけでアンケート設置されてますので、当日参加できなかった方も!回答いただければなーと。

とってもまったりしたイベントで、なんかスタッフあんまり仕事なくて助かりました(ええー。

次回は5月。エロありで。川崎。がんばろう。


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書いた日: 2012/10/15 21:57 カテゴリ:日常

2012/10/14

今日は人間じゃないSchoolで僕と握手。

とゆうわけで当日はスタッフとして働いています。まあいつものとおりアフターイベント(抽選会)の司会とかもやるらしいです。

告知が当日で申し訳ないですが。今日中野に来れる方はぜひ。


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書いた日: 2012/10/14 04:20 カテゴリ:日常

2012/10/02



[それゆけ!死神鉄道 地獄逝きさんとこ]黒須らいむ1

そしてタカシくんも取りこまれて、なんやかんやでキョウコと対決して、おちんちんはやして、「タカシくんのおちんちん入れてあげる」ってキョウコに入れるも魔性の膣に圧倒されて逆転されかかったところで、「じゃあ2本目を」と入れた瞬間「な、なにこれゲロマズなんですけど!?」とキョウコが叫び「あ、やっぱりそうよね。それ、痴漢してきたオッサンのなんだ。私もマズくてマズくてどう扱うかと……」「アンタも大変な目にあったのね……」となんか和解するとこまで妄想余裕。

それはさておき、絵からナナがずぶずぶずぶっと呑まれていく様を妄想して、うへへうへへ。ヒトがずぶずぶと向こう側に消えていくってのは、ほんといいですね。素敵ですね。


  1. かくに:ふたなり展開、そういうのもあるのか!スライム化してるし。スライム系は制限がないから夢が膨らみます。別々の作品のキャラが出会ったらとかいつか必ずやりたいですもん。それと肌から吸収っていいですよね。沈みこむ獲物の表情が見えつつぐじゅぐじゅと柔らかく穴が塞がって綺麗に元通りになるとかそういうのも。ずぶずぶ。
  2. 管理人:肌から同時に2,3人の吸収はやってくれそうで……。逃げようとしたヤツらがふいにずぶりと足を取られて見てみると足元沼のようなものの中に沈みこんでてそこからにゅっと手が出てて、その沼は中心の女性の下半身が溶けて広がってるもので、にゅるりと手からさらに分身体が伸びて男たちは押し倒されつつ沼の中へ沈みこみ、全て沈んだあとは沼は中央の女性の下半身へと戻っていくとかそういうの素敵ですよねというかジェラさんがやりそう。
  3. アルティ・エストランス:黒須らいむ……あれー、なんだかどこかで聞いたような名前だなー(棒)

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書いた日: 2012/10/02 23:58 カテゴリ:感想 » oreto

なんか間があいてもうた。

今日あたりいろいろ更新しようとしてたんですが、台風のときの疲れがどっと出て、まあ、こんな時間に。ひどい。

最近ですが、えっと、Nexus7を買ったり、自転車乗ったりしてました。いいですねNexus7。安い割に満足度が高い。ベストではないですが、値段とか重さとかサイズとかが非常にバランス取れたいい端末だと思います。画面の綺麗さはiPadにはまったく及ばないけど、まあ必要十分というあたりで、不満なのはクレードルが無いことかなぁ。公式クレードルはやく。で、まあ、とりあえずiPadはもういらないや、自分。

自転車ですが、RNC3、ついに納車されました。写真じゃ伝わらないや、えへへ。このしゅっとした感じがね!乗ってみましたが、以前のアルミなクロスバイクに比べ確かに地面からの突き上げは軽くなった。微妙に。あと走りも軽い。ただギアを上げられねぇ! まあ僕の脚力が弱いだけなんですけど。体鍛えないとな……こいつのポテンシャルを引き出すために。あといい加減痩せないと死ぬ。

あと駐輪場に困る……家では室内に置いときゃいいんですが、出勤時にね。名古屋駅近くなので屋外駐輪場は山のようにあるんですが、盗難と雨がコワイ! というかミッドランドスクエアの駐輪場アテにしてたんですが、タイヤ細すぎるから駄目とか……。いやこういう自転車こそ、機械式屋内駐輪場のニーズがあると思うのですが! あーくっそう。あの付近で屋内駐輪場ないですかね……はぁ。なお会社には場所ないです。

あ、BFは3なら少しずつやってます。最近やってないけど、とりあえずCodMw3よりは面白いと思う。マルチもこっちのが自分に合ってるかなー。ぜんぜんKill取れませんが。

そんな感じです。生きてます。


  1. かくに:BF3…2は!?2はやっていませんか!?このゲーム面白過ぎます。乗り物もいっぱい出てくるけど徒歩が一番面白いです。ショットガンが大好きだけどいつもXM8とかSCARに頼りがち。あと高級チャリは盗難の話ばかり聞きます。極太のチェーン必須ですよね。目を離す所で停めるのはあまりにも…
  2. 管理人:すまない、3なんだ……しかもデフォルト武器から成長していないレベル……。当たらない当たらない殺せない。 盗難まじで怖いです。チャリ界の中では高級ってほどではないんですが、でも15万ですから。死んでしまう。
  3. srnk:自転車の1割価格のキーを付けるのが無難ですナァ、たっけ! 回転数80で…668mm*52T*12T80rpm=9.09m 時速43.6km。一番重いギアはほとんど要らないネ…!
  4. 管理人:鍵はいちおうコイツなんですが、重い。重すぎる。取り回しもつらい……。ただU字だと名古屋駅近辺、うまくはまる場所が無くて困る……というわけでチェーンタイプにせざるをえず。
  5. :あ、こいつ。 ttp://www.cb-asahi.co.jp/item/13/00/item33783400013.html
  6. srnk:鍵は実際このあたりが限界ですね。それでも前輪だけとかサドルだけとか盗まれるみたいですけど。
  7. 管理人:あとは2個3個と鍵を増やすしかないでしょうね……泥棒うぜぇ
  8. srnk:ネットで見つけたスライムっぽいものをここで良いのかと思いつつ。磁性流体って言うんですけど、結構安く売ってるんですね。動きでキュンキュン来ましたわ…。

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書いた日: 2012/10/02 23:10 カテゴリ:日常

2012/09/12

こんな悪の組織は主人公に一生勝てない。

Twitterでいただいたネタが脳内で変な方向に盛りあがっちゃって寝られないので、落ちつくために書くことにします。

「また失敗したのね、サナ」

 一段高いところから響く声に、私は膝を屈め、ひたすらに恐縮した。

「いいわ、失敗したあなたには、もう一度入れてあげないとね」

 かつんと、足音が暗い室内に響く。『あれ』を思い出し、私は体を震わせる。

「ギョウ様、ご勘弁を……そのようなことをされずとも、私は、必ずや次こそは」
「なにを言っているのかしら。私から直接与えることを、名誉と感じなさいな」

 私の顎に、ギョウ様の手が伸びる。ぐいっと、無理矢理顔を上げさせられ、そこにはギョウ様の笑顔があった。

「さあ、受けとりなさい」

 私の口に、ギョウ様の口が押し当てられる。その瞬間、私の口に蟲が雪崩れこんでくる。2,3cm程度の白い紐のようなそれが、ずるずると喉を滑り落ちてゆく。ごくり、ごくりと喉が2回鳴ったところで、口が離される。

「うふふ、前よりも、多めにしておいたわ」

 胃で、大量の蟲が暴れまわる。強酸を避けるため、蟲たちは袋の奥へと身を隠そうと皮を裂く。あまりの激痛に、私は胸を掻き、転げ回る。

「まだまだ、次はここから……」

 転げる足をひょいと掴まえると、ギョウ様は私の、汚いところを、じっと見つめる。

「相変わらず、おいしそうなおしり……ちゅっ」

 途端、中へと蟲が流しこまれる。本来は出すところから、ぐじゅぐじゅと穴を掻き分け入ってくる。それは、どこか不可思議な、ほんの小さな快感を、しかし確実に私に伝えてくる。

「ああああぁっぁあぁあああぁぁぁ!!!」

 猛烈な痛みと、むず痒い快感に翻弄されながら、私は10分ほど転げ回った。

-------

「落ちついたかしら?」
「……はい」

 息も絶え絶えに、私は返事をした。こうしてギョウ様に植えられた蟲は、私の中に潜む。そしていざ戦闘となった際、私の内から表れ、その間に私が体験したことに基くものへと変化し、私の体を覆うのだ。さながら、生体アーマーのごとくだ。

「さあ、では次こそは成功することを祈っているわ。くれぐれも成熟するまでは、見付からないように」
「はい……」

 最早、まっすぐ歩くことすら出来ず、私はふらふらと部屋の出口へと向かった。

「ふふ、今度はなんになるのかしら、楽しみだわ……」

 私の後ろから、ぼそりと、そんな声が聞こえた気がした。


「また、失敗したのね、サナ……」
「申し訳、ございません……」

 もう、このやりとりも何度目になるだろう。見下ろせば、いつものように、サナは小さく縮こまっていた。

「あれだけの蟲を入れてあげたのに、まだ駄目だというのね……」

 びくりと、サナの体が震えるのがわかった。ああ、ほんとうに、かわいらしい娘。私の中の蟲が、ぐじゅると蠢いてしまう。

「も……もうしわけ……」
「顔を上げなさい、サナ」

 そう命じても、サナは顔を上げようとしない。……今日はどれだけ蟲を入れても負けてしまうサナのために作った、とっておきのものをお披露目しようと言うのに。

「見て……」

 そう、もう一度命ずると、ようやくサナは顔を上げた。サナの見ている前でこれを出すことに興奮を覚えながら、私は下腹部に力を入れた。

「ん、ふぅ……っ」

 じゅる、じゅるりと、私の中から、ゆっくりとそれは伸びはじめた。

「は……あはっ……」

 それが私の内から伸びていくたび、蟲を出すのと、同等の快感が私を襲う。びくん、びくんと、もう何度も体を震わせ……1mほど伸びたところで、それは止まった。

「さあ見て、サナのために作ったのよ……」

 腕程度の太さのそれは、しかし鞭のようにしなやかに動く。そしてその先は、注射針のように鋭く尖り、その先の小さな穴からは、もちろん、蟲が出るようになっている。

「口だけじゃ足りないサナのために、ある漫画を読んで参考にしたの」

 ひょいと尻尾を動かし、先を私の肩へと乗せ、そしてゆっくりとサナへと歩いていく。

「この尻尾でね、お口にもたっぷり、お尻からもいっぱい注ぎこんで、それで、血管の中にも送ってあげようと思うの」

 がたがたがたと、サナは震えていた。そのかわいらしさに、思わず尻尾からぴゅるりと私の胸へと蟲が出てしまう。……もったいない。私の蟲は、全てサナに注ぐためにあるのに。

「さあ、楽しみましょう? まずはいつものとおり、口づけから」

 私はサナの顎へと手を延した。


「ん……あっ……はぁっ……」

 サナに寄けた蟲から、映像が流れこんでくる。あれだけの蟲を流しこんだのに、無様に負けようとしているサナの絵が。

「ん、あ、あああああああっ!!」

 また、びゅるりと尻尾から蟲が流れ出てしまう。サナ、サナのための蟲。一匹たりとも無駄にしないため、私は今、浴槽にいた。もう、出した蟲は4cmぐらいになっているだろうか。私の足元で、白い蟲がぐじゅぐじゅと蠢いている。

 そう、サナが帰ってきたら、この浴槽に沈めるのだ。爪の間や、肌や、鼻や、耳、ありとあらゆるところから侵入させるのだ。その上で口にも、お尻にも、そしてあそこにも、この尻尾や、口から

「あ、んぅ、ああああっ!!」

 びじゃびじゃと、今度は尻尾だけでなく、アソコからも出てしまった。はやく、早く負けて帰ってきて、サナ……そうじゃないと、私……


「また、失敗したのね、サナ……」
「申し訳、ございません……」

 また、負けた。負けたのに、何故、私は嬉しいのだろう。

 正直、今度こそは、という自信はあった。幾度とも経験した戦闘から、ようやく蟲の使い方が分かってきた。今回など、蟲が、自らの一部のように動いているような感覚すらあった。私の体が蟲に適応してきたのかとも思えた。なのに、負けたのだ。

「この尻尾から、口にも、おなかにも、血管にまで送りこんで、お風呂にまで入れてあげたのに、まだ足りないのかしら?」

 その言葉に、ぞくりとした。

 そう、適応なのだ。あれほど痛く苦しく、嫌だったが……蟲が侵入してくることが、快感なのだ。蟲が中に居ることが、幸せなのだ。そう、あの蟲が、今では愛おしいのだ。浄化され、蟲が体内にない現状から、一早く抜け出したいのだ。

「それにね、ちゃあんと見ていたのよ。サナの戦い」

 びくりと、寒けがした。

「なんで負けたのかも知っているわ。もう少しだったのに、サナが、拳を止めてしまったことも」
「…………」

 ……なにも、言えなかった。その通りだった。

 戦いは圧倒的だったのだ。でも止めを差す瞬間、頭をよぎってしまったのだ。『もし、このまま、勝ってしまったら。もう、蟲を入れてもらえなくなる……?』……その瞬間、拳を、止めてしまった。そして、もう、戦えなかった。浄化され、「あなたもしかして洗脳、好んで戦っているわけではないの」と気持ち悪い顔で近付いてきた敵の手を振り払い、逃げてきたのだ。

「私の言うことを聞けないの……?」
「そんなことはありません!」

 即答した。心身ともにギョウ様へ捧げる覚悟が変わったわけではない。わけではない、のに。それに続くギョウ様の言葉に、私は身を震わせた。

「ならいっそ、あたまの中に、蟲を入れちゃおうか?」

 一瞬でそれを想像した。あの愛おしい蟲たちが、私の頭へと、ぐじゅぐじゅと入りこんで、そして、中で増えて……

「それが、忠誠の証となるのであれば、喜んで」

 はっきりと、そう答えていた。……しかし、これは嘘だ。忠誠とか、そんなんじゃない。私はただ、蟲を入れて欲しかったのだ、頭に。

 ギョウ様はくすりと笑うと、身につけていた衣をするりと落とし、一糸纏わぬ姿となった。初めて見るギョウ様の肌は毛のひとつも無く、白く、なめらかで、美しい光沢を放っていた。

「ギョウ様……」

 その先は、言葉に出来なかった。ギョウ様はにこりとしながら、私に口づけをした。じゅるりと蟲が、私の口へと入った。

「さあいきましょう」

 ギョウ様と一緒に蟲の浴槽へと入る。途端、私の内へと蟲が潜りこんでくる。私は体をぴくぴくと震わせながら、それを受けいれる……

「吸って」

 ギョウ様の乳首が、私の口へと差しこまれた。初めて口にするそこから出るのは、ミルクではなく、蟲だ。ぴゅるりと可愛らしく飛びだしてくる蟲たちを、私はごくりごくりと飲みこんでゆく。

 ギョウ様の尻尾からは、どぷりどぷりとシャワーのように蟲が溢れていた。そのたび、ギョウ様の体も震えていた。蟲は既に浴槽から溢れんばかりになっていた。

「サナ、いきますよ……」

 その声とともに、尻尾は私の首筋へと深く差しこまれた。そこから、蟲が流れこんでくるのがわかる。それは血流に乗り、頭の中へと潜っていくのがわかる。頭から、ぐじゅぐじゅと音が響いてくる。

「う、あ、あは、は、はは」

 絶えまなく全身に電気が流れていた。耳から、口から、鼻から、目から、胸から、臍から、あそこから、おしりから、おしっこから、蟲たちが侵入してきていた。

「あ、あひ、あひひ、ひぃ」

 ぷつんと、そこで私の記憶は途切れた。


「また、負けてしまったわね、サナ……」
「申し訳、ございません……」

 それでも、私は負けていた。

 敵が、パワーアップしてきたのだ。私は浄化の光という兵器をまともに浴び、愛しい蟲たちを全て失ない、身動きすら取れなかった。そこを、ギョウ様に助けていただいたのだ。

「私にもっと、力があれば……」

 思わず、そう呟いていた。万全で臨んだはずなのに、相手のパワーが圧倒的だった。「私を洗脳から救うため」に特訓とかなにやら言っていた。迷惑だった。

「なら、与えましょう、かわいいサナ」

 ギョウ様は、にこりと笑った。

「私の内で、最強の蟲へと産まれ変わるのです」

 ぐぱぁと、ギョウ様の尻尾の先が、大きく開いた。

「ギョウ様……」

 私は頭から、その尻尾の中へと呑みこまれていった。

 細く暗い肉の管の中。ゆっくりと奥へと導かれているのを、私は感じ取っていた。

 そして体を圧迫するキツさから開放され、そこが終点だとなんとなく理解できた。なにしり、そこは一面が白だった。蟲、蟲、蟲、蟲。視界に映る限り蟲がずるずると絡みあっていた。蟲の奥、どこまで手を伸ばしても、蟲。どこまで足を伸ばしても、蟲。それが私をやわらかく包みこみ、まるで保護しているかのようだった。さながら蟲で出来た、子宮だった。

 と、私の目の前で、蟲の一部が盛り上がる。それはうじゅうじゅと絡みあいながら、ある形を取った。

 ギョウ様。蟲で出来たギョウ様だった。ギョウ様はにっこりと笑うと、私に覆いかぶさるようにキスをした。そう、いつものように、まずは口づけから……


 大きく膨らんだお腹を撫でながら、私は笑みを隠せなかった。

 愛しいサナ。私の中でゆっくりと眠りなさい。そして、より強く、より美しく変わるのです。誰にもあなたを傷付けられないほどに。


  1. かくに:愛だよ!これ間違いなく愛だよ!相思相愛だよ!ここまで愛されて生まれ変わったら負けられない。でも負けたらまたお腹に入れてもらえるのか…。迷うところですね。
  2. 管理人:だいじょうぶです! ギョウ様はむしろサナには負けて欲しいと思ってるので大丈夫です!多分どこか能力に抜けを作っておいて負けるように仕組んであるのです。そしてまたお腹に入れるのを想像してニヤニヤしているのです。だめだこの組織!
  3. srnk:組織は業様の私物だから大丈夫だ、問題ない。
  4. 管理人:目的がなんなのかですけどねー。まあサナをエロい目に合わせるための組織と考えれば大成功ですが。

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書いた日: 2012/09/12 04:53 カテゴリ:妄想

2012/09/10

ちんこもがれたくないので、ちょっとニコ生で話したアレのつづきをば。

ピピピピ ピピピピ ピピピピ……

ガシャ

 闇のなかから無理矢理引き上げようとする無粋な雑音ではあるが、もし私であれば時計を壊すところまではしない。もったいないことをした犯人の手は、私と同じ布団の中から伸びていた。

 布団の中では、文字どおりの肉塊が、やわらかく、暖かく、そしてにちゃりにちゃりと私を包み、舐め、蠢いていた。その上、起き上がろうとする私の体をずっしりと重く包みこんでいた。

「ちょっと、離しなさいよ……」

 その肉へと抗議の声を上げると、その肉の一部がにゅるりと盛り上り、私の前に顔が現われた。

「いいじゃないですか、おねえさま。今日はもうこのまま寝ちゃいましょうよぅ」

 にちゃ、にちゃりと私の乳首を舐め上げながら、彼女はそう告げる。

「……いやいやいや、学校行かないと」
「いいじゃないですかぁ。私たち、別に学ぶ必要もありませんし、たまにはちょっとぐらいサボったって……私、今日、ずっと先輩のこと、こうやって、包んであげたい気分なんですよぅ 先輩から出る汗も、ミルクも、それにおしっこやうんこも、ぜぇんぶ私が舐めて食べてあげますからぁ先輩は今日はなにひとつしなくていいんですぅ 私の中で一日中あったかぁい思いをして」
「いいから離しなさい」

 そう一喝して、ようやく彼女は私から身を離してくれた。布団から出て、不定形の肉塊からヒトの体へと戻りつつある彼女。そう、彼女を私の眷属に変えてから、半年ほどだろうか。まさか彼女がここまで適応するとは思わなかった。身も、そして心も、だ。それが幸せなのか、不幸だったのか、未だわからない。少なくとも彼女は幸せそうではあるが、しかしそれは……いや、もういいか。

 私はまず食卓へと赴いた。私にとって食事というのはただの嗜好ではあるが、ヒトとして社会に紛れている以上、そういったことは粛々とこなすようにしている。学校に行く、というのもその内の一つだ。

 テーブルの上には出来上がった食事が並んでいる。いつものことだが、彼女の仕業だ。そしていつも思うのだが彼女はいつのまに用意しているのだろうか。謎のひとつである。

「今日は、冷しゃぶのサラダに、ベーコンエッグ、それにトーストにしてみましたぁ」

 一見普通のメニュー。だが、私は気付いていた。彼女は毎回どこかしらに『肉』を使っている。今回はベーコンと、冷しゃぶ。そう、このどちらも豚肉のはずだ。そのはずなのに、なぜ彼女は私がそれを口に運ぶのを、とても嬉しそうに見ているのだろうか。そしてぼそりと「先輩が私を口に……」と聞こえるのは気のせいだろうか……

 そんな熱い眼差しを浴びながら、私の食事は終わる。気がつけば、もうすぐ家を出る時間だ。あっという間? 目覚ましをギリギリにセットするのは、どこの家庭でも同じと信じたいところだ。

 家で行う最後の仕事として、私はお風呂場へと赴く。まずは下着から着なければ、だ。と、そのときだった。

「せんぱぁい いいこと思いついたんですぅ」

 言うが早いか、肉塊と化した彼女が、べしゃりと私へ襲いかかってきた。ぐじゅぐじゅと蠢き、私の肌を肉が撫で、包みこんでいく。と、その上で表面は、学校の制服へと変わっていくではないか。

「ほらぁ これで私は先輩のこと包んであげれますしぃ 先輩は学校に行けますぅ」

 外から見れば完璧に制服、しかしその内側では彼女が私の汗を舐めとろうと蠢き、尿を飲みほそうと吸いつき、糞を食べようとノックし、そして愛液を吸おうと擦れていた。

 これは、いいかもしれない。

 私は心地良い中で、玄関を開けた。ご褒美の青い粘液を、彼女へとプレゼントしながら。

 そう、確かに彼女はどうなのかわからない。でも、私は幸せだからいいかもしれない。


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書いた日: 2012/09/10 01:53 カテゴリ:妄想

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作成:スラマイマラス
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