というわけで久しぶりの更新は僕が二番目に好きなキャラ、グローヒルさんです。
とりあえずアニメは登場が一瞬、ゲームはタダのボスキャラ扱いなので語るべきことなし。
小説もほとんど登場しないのですが、3巻と6巻にちょっとしたシーンがあるので紹介します。 まず3巻から抜粋します。砂漠を歩いてすっかりへばっていたグローヒルさん含む一行ですが ようやくオアシスに辿りついた、というシーン
歓声を上げてグローヒルが馬から飛び降り、マントを脱ぎ捨て池に駆け寄っていく。
駆けながらグローヒルは小さく呪文を詠唱すると、指先を自分のプロテクターに向ける。 そしてなにかを叫ぶと、グローヒルの身体を覆っていたプロテクターが、ぴしゃっと音を立てて水に還った
裸になったグローヒルが池に飛び込む。
透明な水の中を人魚のようなグローヒルが身をくねらせて泳ぐ。
わかりにくいですが、本当に人魚になっているようです。まあ、そんなぐらい。
次に6巻。なんやかんやあって謎の組織に捕えられてしまったグローヒルさん含む一行。 素っ裸にされ封魔の呪文を身体中に書きこまれ、どうしようもないかと思っていたが…
「はい、わたしの『水』です!」
それは水のグローヒルの特殊能力の一つであった。彼女は自らの体内の水を手がかりとして馬車から 撒いていたのだった。
グローヒルの指先から、ぽたり、ぽたりと、水が滴り落ちる。やがて小さな水溜りがグローヒルの 足元にできた。
「ゆけ!」
グローヒルのかけ声とともに、水溜りはふるふると動き出した。
丸い水溜りの一方が、アメーバが触手を伸ばすように伸びていく。溜っていた水は、 すぐに全部が移動を終えて、馬車の隅に移っていった。
というわけでスライムさんを産みだすことができるようです。ただこの能力は体内の水を使うため 水を飲まずにやりすぎると相当衰弱し、水を使った反動が胸に出て貧乳になってしまうのでした。 まあ、こんなところ。
で、ここからが本番、漫画版。全巻に登場していますがお勧めは3巻と5巻。まずは3巻から。
上司である謎の魔術師ダイナスターに命令され、ミネルバ親衛隊を攻撃しにきたグローヒルさん。 先に潜入していた夢のナビと情報交換し、襲撃場所に選んだのは、お風呂。 親衛隊が来るまえにお風呂に潜入したグローヒルさん。 そしておもむろに呪文を唱えると、服は水に還り、グローヒルさんの身体は お風呂の水に溶け込んでゆく…
グローヒルさんが潜入していると知らずにお風呂に入ってきた親衛隊たち。いつものように楽しんでいたが 急に霧が立ちこめる……これがグローヒルさんの魔術「霧の世界(ミスティ)」。霧で視界と正常な思考を奪い 味方同士の同士打ちを誘うという恐ろしく陰険な魔術だった…ッ!
ひとりを除いて見事に術中にはまる親衛隊。グローヒルさんは姿を隠しつつ、しかし残る一人にこう名乗る。
わたしは水のグローヒル!!いかがかな、わたしの霧の世界(ミスティ)の味は?
これを聞いてなにかに気がつく最後のひとり。持っていた剣で自らの太股を刺す!!
それを水のなかから見たグローヒルさん、余裕の講釈。
が、しかし、彼女の目的は正気に戻ることではなかった。
油断しまくっていたグローヒルさんに一撃!!
こうして術は破れ捨てゼリフを残し去るのだった。
というわけで油断しまくってのが悪いよグローヒルさん、ってな感じです。ちなみに2巻でもミスティ を使う場面があるのですがこのときはお風呂じゃなくて普通の草原なので 霧に溶け込むような感じで使っています。 まあ、いろんなやり方があるようです。
さてさて、いよいよ最大の見所である5巻。打ち切りという名の都合によりなんやかんやで 全面対決することになった皆さん。グローヒルさんの相手はお風呂で 痛い目にあわされたあいつ死神チロリア。相手に不足は無いとばかり、グローヒルさん は特A級の呪文を繰り出す…!!ここからはノーカットでどうぞ。
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ウォータールー最強。いつも使えよ。4巻でも使ってるらしきシーンがあります。 液状化して相手を溺れさすこともできるようですね。
というわけでグローヒルさんでした。