カテゴリ:感想

感想っていうか、適当に書いているけど。

2008/11/20



[魔界の古本屋さんとこ]???物語 第四話 ウロボロス (完)

うーん、まさかの裏切り。タイトルからタイムマシンネタだというのは序盤から気付いていましたが、これは驚きました。

というか長期熟成とか書いてたらタキシードのつっこみがそのまんまだった(笑。

話がよくわからないというひとは、セネカ側から見るといいかもしれません。以下は僕の予想も含めた解説のよーなものです。

タイムトラベラー・セネカは若気の至りからタイムマシンを壊してしまいます。彼女には修理の仕方がわかりません。ただ、男の才能を活性化する能力を持っています。

セネカはそれを利用してタイムマシンを修理しようと考え、以下の計画を立てます。

  1. タイムマシンを男に修理させ、未来の自分にその修理した男の息子を連れてきてもらう
  2. 息子の才能を活性化させ、タイムマシンを修理してもらいつつ、自分はその男の子供を産み、育てる
  3. タイムマシンが修理できたら、それを使って息子を過去の自分に受け渡す

この計画を立て、実行すると決断した瞬間、タイムマシンが現れ、未来の自分が降りてきて男を渡されます。

あとは計画通りに実行します。計画を崩してしまうと前提条件が成り立たなくなるのでその瞬間その世界は無くなったことになってしまいます。ゆえに、計画が崩れることは宇宙の法則としてありえません。同様の理由で、未来の自分から渡された男の才能を活性化させれば、必ずタイムマシンは修理が出来ます。少し時間はかかりますが、修理は確実に出来る計画です。そこらの男を捕まえて活性化だと才能がハズレという可能性があるので。

もっとわからなくなった? タイムマシン・コンピュータという記事も参考になります。…プログラマーじゃないと難しいかもしれませんけど。まあおもいっきり単純化すると「未来の自分が過去の自分にタイムマシンの原理を教えたので私はタイムマシン発明者になれました」ってことですね。

まあそういう計画を立てて実行したんだとすると、セネカ側はどっからどう見ても男を利用してるだけなんで、あの結末も当然かな、という気はしますね(笑。


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書いた日: 2008/11/20 05:23 カテゴリ:感想 » r_k


作成:スラマイマラス
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