カテゴリ:妄想

読むと死にます。

2009/07/15

ゆっくり書いていってね!!

 ほんの少し前までは、隣に座るゼリのことを、いつも羨望の眼差しで見ていた。
 笑うときは大声で笑い、泣くときは人目を憚らず泣き、気にいらないことは男だろうが教師だろうがぶん殴って黙らせる。
 その行動や、それに体型も中学生とはとても思えないんだけど……。明朗で、パワフルで、どこか人を惹きつける彼女に、私は憧れていた。
 でも今は違う。彼女に向かい「ねえ、今日も、ゼリの家、いっていい?」と聞けば、彼女は口をにたりとさせたあとで「もちろんだよ……あ、そのかわりあとでノート見せて」と答えてくれる、そんな仲だ。

 家賃の安いことだけが自慢の、築20年は軽く経過しているマンションの一室が彼女の家。
 「ただいまー!」「おじゃまします」と扉を開ける私達を「おかえりなさいませ」と優雅に礼をするメイドのジェラさんが出向かえてくれる。
 私達は荷物を置き、ジェラさんの淹れる、独特の粘りがある特製紅茶を嗜む。
 とろりと甘いそれが喉を通り胃から吸収されるたび、私の身体には変化が訪れる。
 胸の先が熱くなり、ぴくりぴくりと細かく震えながら膨らんでゆく。
 しかしもっと熱いのは私の、下半身。足の間の大事な部分。小さな豆を中心にして、キュゥっと抓られたように切なく痛みながら大きくなり、さらには上へと棒のように伸びてゆく。立派なおちんちんが私に生えてきているのだ。
 パンティの上から溢れ、スカートに擦れるたびに全身を震わせる電撃が走り、びゅく、びゅくりと白い粘液が吹き出してしまう。
 ゼリは服が汚れちゃうから脱いでから飲めばいいのにと言うが、そんなもったいないことはしたくない。さわさわの生地に擦れるのが気持ちいいのだ。

 そして私のちんちんが立派に生えきった頃、風呂場からジェラさんの声がかかる。私たちは服を脱ぎ捨て、ジェラさんのほうへ向かう。
 大人ひとりが膝も伸ばせないぐらいの小さな浴槽が、真っ赤な液体でいっぱいに満たされている。絵の具のように透明度が無いせいで、底どころか液面から下はまるで見えない。
 そこには既にジェラさんが肩まで浸かっている。小さな浴槽は彼女の身体でいっぱいのはずだ。が、私たちは構わず入ってゆく。
 まず身体の小さなゼリがどぼんと浸かり、はふぅーと親父臭い声を上げる。
 そして次に私が爪先からゆっくりと赤い液体に沈めてゆく。暖かいその液体は、私の指にぬるりと絡みつき、まるで数万の蛞蝓が詰まっているかのように舐め回してくる。
 入りながら、私の身体はびくびくと震えている。熱く、気持ちいい。ゆっくりゆっくり入っていかないと、私の気持ちが保たない。
 不思議なことに、足首、膝まで入っても、先に入っているジェラさんやゼリの身体に当たることはない。ずぶずぶと赤い底無し沼に呑まれている感じだ。
 と、唐突に粘液の中の私の足首ががっしりと掴まれる。にやりと笑うのはゼリ。ま、まさか……。
「いい加減さ、そんなゆっくりゆっくり入るのはやめたらどう? 私はね、とっととあなたがこの湯に浸かって、焦点の合わない目で、半開きになった口から涎垂らして『あ゛ーーー』ってなってる、かわいい姿を見たくて仕方ないの」
 途端に、掴まれた足首が奥へと引き込まれる。私の足はあるはずの地面を突き抜け、まるで階段の段数をひとつ間違えたときのように私はバランスを崩し前へと倒れこむ。倒れる先にはジェラさんの顔……!?
「う、わわわわわ……!?」
 しかしジェラさんはまったく動じない。いつもどおりの笑顔で……。
 くるん、と、腰のあたりに何かが巻きついたのを感じた。ジェラさんの赤い三つ編みが赤い粘液から伸び出して私を受けとめたのだ。
 そのままゆっくりと私は湯船の中へと降ろされた。中は人肌のように暖かく、私を包みこんだ。
「いつもより、少し『ぬるめ』にしておきました」
 ジェラさんの笑顔も、刺激しすぎないようゆっくりと舐めてくれる粘液も、私には心地よかった。
 なお、後ろでは三つ編みに首を締められたゼリが「ちょ! マジで苦しいから!」「ギブ、ギブアップ!」「はや、く、解いて!」とか叫んでいるが、気にしないでおく。あ、粘液に沈んだ。右手の親指伸ばしてグッドラックって出しながら……ターミネーターですか。

 なんにせよゼリが湯船に沈み、この狭い浴槽には私とジェラさんの二人っきり。
 どうしよう、ジェラさんの笑顔が近い。心臓がどきどきして体が熱くなってきた。
 どうしよう、きっと今、私の顔は真っ赤になってる。微温めの粘液のせいだって思ってくれるかな。
 ……ゼリの「グッドラック」の意味がようやくわかってきた。どうしよう、どうしよう、どうしよう。

ジェラさん……少しずつ更新することをお許しください……


  1. ろき:(=゜ω゜)楽しみっす~、そいえば過去のこの手の話ってSSページに置かず消しちゃったんですか?
  2. かくに:どうしていつもいつもそうやって・・・でも期待しちゃうッ!  悔しいッ・・・
  3. 管理人:>>ろきさん 公開はしてません。でも取っておいてはあります。なんかSSページに置くことすら面倒になってきた最近です。 ttp://slime-girl.homelinux.net/hallucination/ >>かくにさん 昨日まで暇で暇でしかたなく、仕事から帰ったあとも体力余ってたりしたのですが、こういうことやりはじめると忙しくなりはじめやがる。何故だッ!
  4. アルティ・エストランス:私も少しずつ書いていかないとなぁ……バイオレンスなアイデアばかり浮かんできて、なかなか書く暇がないけど。
  5. SIN:女の子かぁいいです・・・。こんな女の子がジェラさんやゼリにヤられるのは・・・
  6. SIN:間違えて投稿してしまった・・・続き>>ハァハァせざるをえない!!   そういえば、もうすっかりスライムですね、ゼリは。
  7. 管理人:どうしよう……バランス崩したところをどうやって助けるか、まるで思いうかばない……ッ! >>アルティさん 別にバイオレンスでもいいと思うよ。 >>SINさん ゼリはそこまでスライムではないですよ。普通にひっぱりこんだだけです。あと耐性と適応力が高いのです。
  8. アルティ・エストランス:具体的には、対戦車ライフルとフルオートで連射が可能な化け物じみたショットガンをぶっ放しながら「ひゃはははははははっ! やっぱ最高だよ手前は! さあさあ、もっともっと楽しく殺し合おうぜぇ!」などと喚く男が主役の予定の物語なんですが……よし、時間を見つけて書くとしようか。
  9. :↑それなんて世紀末救世主伝説モヒカンヒャッハー?
  10. 管理人:せっかくの休みなのに頭痛で寝っぱなし。もうやだこの体。はやくスライム娘になりたい。 >>アルティさん いいんじゃないですか? 書くことが重要だと思いますよ。

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書いた日: 2009/07/15 23:51 カテゴリ:妄想

2009/06/10

或る研究者のメモ。

まず、既に知られているとおり、スライムの知能レベルはその個体の体積と密接な関係にある。これは体を形成する細胞がネットワークを形成することで知能となっている為である。

独自に調査した結果によると、重さにして10-20kg程度で単純な人語を解する程度、20-30kgで生活に支障がない程度の人語を解し単純な計算や文章を書くことが出来る程度、30-40kgで丁寧語などを意識し文法を意識した文章が書ける程度、40kg以上で論理的思考を有し教育をすれば高等知識まで身につける程度となる。これはほぼ人間の知能と体格の成長に一致する。つまり、外観と同等の知能があると判断すれば間違いない。

しかし体積の増加とは知能の増加だけでなく、知識や記憶容量の増加でもある。そして一般的に、知能・知識の獲得スピードより、体の増加による知能・知識の拡張スピードのがずっと早い。ゆえに、知識が書きこまれていない空き容量がどんどん増加してしまう。

ある程度空き容量となる部分が増えると、スライムの捕食本能に変化が起きる。体を増やす方向ではなく、書きこむ情報を増やす方向にシフトするのだ。この時期のスライムは非常に好奇心旺盛であり、また、捕食行動も栄養を取得するわけではなく、その細胞に書きこまれた情報、すなわちDNAを欲っするようになる。そしてDNAを取得するのにもっとも都合の良い方法とは、DNAを与える行為、すなわち性交である。スライムにおける「発情期」とはこうして起きる。ある程度の情報を取得した時点で「発情期」は収まり、また体積を増やす方向へシフトする。

しかしある程度の論理的思考を取得したスライムは、ヒトと同じように「本能」を恥ずかしいものと考え、押さえこむ。この羞恥心が生じるタイミングはもちろん個体差があるが、45-50kg程度の頃に起きる。また45-50kg程度あればヒトの一生で会得する情報は軽くフォロー出来るため、増やす理由もなくなってしまうどころか、これ以上増やすと行動しにくくなってしまう。これにてスライムは体積も性格も安定し、成長曲線は非常にゆるやかなものへ変わる。

だがその状態からもさらに精進を続け、体積を増やし、ヒト一人を遥かに越える知能と知識をもって研究を続けたスライムは、自らの内に異次元を形成する術を身につけることになる。行動に不自由ない外観のまま、体内に形成した無限の空間へ自在に体積を増やすことが可能になるのだ。こうなると最早歯止めはなくなり、自らの内へ体ごと呑みこんだり、ヒトの魂と呼べるものをそのまま自らの内へ取りこみ、そのまま自身の一部とすることが出来てしまう。

しかし自らの内へ他者を取りこむということは、少なからず「自ら」というパーソナリティへの影響を及ぼす。あまりに多くの他者を呑みこんでしまえば、「自ら」は単一の個体として存在することが不可能になり、崩壊してしまうだろう。これがスライムの死である。しかしここまで到達したスライムは、今のところ確認できていない。


  1. 管理人:設定厨で申し訳ない。でもいっかい書いてみたかったんだよ!こーゆーの! ある1研究者のメモってだけでこれが真実かどーかはスライムさんにしかわかりません。
  2. 初ヶ瀬マキナ:漫画版メローナ染みた暴走が起こらない限り、最終段階の出来事は発生しそうに無いですけどね……。
  3. 管理人:>>マキナさん 最終段階に至った者、メモでは存在しないとしていますけど……、ぶっちゃけ堕粘姫ジェシア・アスタロトさんのことです(笑。
  4. かくに:つまりジェラさんがエミリアさんとの闘いに敗れ瀕死の状況で体力回復目的で人間を襲うも途中で倒れるが助けられ、実はその人間が何かの先生で看病され多くを教わるうちに捕食によるスキル吸収ではなく実際に多くの人や物に触れ、学び、共に切磋琢磨する事の素晴らしさに気付き、またその知識や技術を次の世代に託すべく、身寄りのない者や、見捨てられてしまった者達を自らが受け皿となり箱舟状態で取り込んだ結果、最終的にはスライムとしての死に向かって行ってしまうというフラグですね。流石です
  5. 管理人:ちょ、長文だッ! でもごめんなさい。ジェラさんは純粋なスライム娘ともまた違うので、この記述は当てはまらない予定です。でもかくにさんの記述自体はだいたい合ってる。

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書いた日: 2009/06/10 00:02 カテゴリ:妄想

2009/04/10

ネタが湧いた。

 やっと来てくれたんだ、ここまで。…うん、隣の姉ちゃんだよ。ふふ、やっぱりちょっと裸は恥ずかしいな。

 え、そんなことよりここはなんだって? まあ簡単に言うと私の体内かな。ほら、どくんどくんって動いてるでしょ? これは私の鼓動なの。元々は普通の建物だったんだけど、私が同化したの。だってそのほうが移動しなくて済むから便利だし、建物のことは全部わかるし、たくさんのひとをきもちよく出来るし。

 もちろん君のことも気持ち良くするよ。ふふ、その足元だって私の身体なんだから、私のお肉で君を包みこむなんて一瞬だよ。ほら、ね。首の下はぜーんぶ、私のお肉に包まれちゃったね。次は着てる服も全部私と同化しちゃおう。直に触れ合おうよ。

 うん、君の鼓動がすごくよく聞こえる。どくどくどくって、とても早いね。怖いのかな? 大丈夫だよ。食べたりなんかしない。というより、もう食べられちゃってるよ、君は。ふふふ。じゃあまずは君の味を見ようかな。じゅるじゅるって、舐めてあげる。手や、足や、お腹や、胸もたっぷり舐めてあげる。汚ない脇の下や、おちんちんや、お尻の穴も、綺麗に舐めてあげるからね。じゅるじゅるってすごい音が聞こえてくるよね。

 あ、あとね、ちょっとちくんとするから我慢してね。……あ、やっぱり痛かった? でも大事なことだから…。うん、君の血をね、ちょっとずつ吸い出して、私の身体で作った体液に入れかえようと思って。だって、私、君の役に立ちたいから。君の循環を担ってあげたくなっちゃって。食事も酸素も、もういらないの。君の細胞のひとつひとつに、私がエネルギーを届けるの。たくさん、たくさん届けてあげるから、大丈夫だよ。そして頭のなかも、私で満たしてあげる。きもちよくしてあげる。

 あたまだけじゃないよ。もちろん身体もきもちよくしてあげるよ。おちんちん、蕩けさせてあげる。それにね、姉ちゃん、君のこと大好きだから、子供が欲しいの。他のみんなのことも好きだから、きもちよくはしてあげてるけど、子供は作ってないよ。全部ただの蛋白源にしちゃってる。だって、君のことが一番好きなんだもの。君とだけ、作りたかったの。

 …ね、おとこのひとって、一回の射精でいっぱいいっぱい精子出てくるんだよね。でも、子供になれるのはそのなかのひとつだけ。……酷いよね。だから安心して。姉ちゃん、ちゃんと全部の精子に受精させるだけの卵子、用意しちゃうから。そうやってたくさんたくさん、私たちの子供を作ろう。そうして、この星をぜーんぶ埋めつくすの。

 あ、今いる生物は大丈夫だよ。姉ちゃん、やさしいから、淘汰なんかしないよ。私の中にある、ほかのいろんな生物の遺伝子を、私達の子供に組みこんでおくの。ひとりひとりが、ノアの箱舟。自分の意思でいろんな生物の形態を取れる。どう、素敵でしょう?

 そしてね、今、生きている生物も、殺したりなんかしないよ。残らずここに連れてきて、私の身体で包みこんで、私達の子供の卵を植えつけて、私たちの子供にしちゃうの。みんなみんな、私達の子供になるの。そうすれば、きっと、争いとか無くなると思うなぁ……。

 さあ、子作りしよう? たくさん、たくさん出してね。


  1. かくに:これが平和への第一歩だ!
  2. 名無し:ちょっと女性が同化した建物探して進入してくる
  3. 初ヶ瀬マキナ:お隣のお姉ちゃんと彼が神的存在として認識プリンティングされない限り難しいだろうな……平和は。あのノアの洪水の後ですらバベルの塔は立ったわけだし……。
  4. >>かくにさん:わかってくれるのね、ありがとう。あなたも私の中に来て? お肉で包みこんで、ちゃんと娘にしてあげる。それとも、私の中にずっと居たい? とろとろに溶けるまで、一緒に居たい?
  5. >>名無しさん:外から見るとこんな不気味な建物なのに、訪ねてきてくれてありがとう。ねえ、あなたはなんでここに来たの? 私の娘になるため? それとも…私のごはんになるため? うん、私、お腹が空いてるの。子作りってこんなにエネルギー使うんだって知らなかった。だから、ごはんになるひと、もっともっと、欲しいんだ…
  6. >>マキナさん:そんなことないよ。私と、彼の子供にみんななるんだもの。みんな一緒だから、区別なんてつかないよ。みんな満たされてるから、取りあいも起きないよ。みんなひとつだから、争いなんて起きないよ。マキナさんも、私の娘になればわかるよ。
  7. ななし:融合、同化、一つになる……なんと聞こえのいい言葉かー。ぜ、是非自分もあなたの娘にしてください!
  8. SIN:こ、これは・・・伝説の純愛ゲー『沙耶の唄』のようだ・・・。いいなぁ、このお姉さん。何か崩壊しているようでもの凄く萌える・・・。ななしさんのついでに自分も!!
  9. >>ななしさん:わかってくれてありがとう。私も、君みたいな人はとっても娘にしたくなっちゃうな。少し、サービスしちゃおうかな。ちょっと強めの卵を産めこんであげる。私の中で、馴染むまでゆっくり、他のひとより長く包んであげる。私の娘になったあとも、かわいがってあげるね。
  10. >>SINさん:こんな体になっちゃって、最初はすごく悲しかった。でも、あるとき、人間だったころより、もっときもちいいやりかたで、沢山のひとをたのしませることができることに気付いたんだ。そして彼を私のなかで溶けちゃうほどに気持ち良くできて、子供もいっぱい作って、人間よりもっともっと幸せにできることに気付いたんだ。私は今、とっても幸せ。でも、それって、壊れちゃったってことなのかな……。
  11. SIN:え、あ・・・その・・・お姉さん、すみません・・・。でも、ほら!人間なんて皆壊れてますよ!例えば自分とか・・・。そういえば、この前エサを募集していましたが、その後娘に出来ますか?それならエサに立候補を・・・。
  12. SIN:連投すみません。エサではなく、ごはんでしたね。・・・エサだと人権否定かな・・・反省。
  13. >>SINさん:ごはんになったあと娘…? なんだか欲張りだね、SINさんは。おしおき、しちゃおうかな……。こうして私のお肉で包みこんで……あ、でもね、おちんちんだけは包んであげないよ。そして中はね、私のおまんこみたいにしてあげる。ほら、これを見て。これが私のおまんこだよ。ひだひだがいっぱいついてるお肉が、波打ってるように動いてるでしょう? ほら、指で触れるとじゅるるるるって、ひだが動いて奥へ奥へと吸いこんじゃうんだよ。この中におちんちん入れてあげるとね、みんな、すぐにごはんを出してくれるの。彼もね、とっても楽しそうに、全身震えてたよ。つまりね、SINさんはいまから、おちんちん以外をおまんこに挿入されちゃうんだよ……? ぜったいに、どちらか選ぶまではおちんちんには触れてあげないから……。ほら、娘を選ぶんなら、今、卵を出してあげるよ。ここから、ね…
  14. 初ヶ瀬マキナ:もしも貴女が、他の人を'しあわせ'にするエネルギーが足りないなら……僕は、貴女のごはんになりますよ。優しく……食べてもらえるのなら。
  15. アルティ・エストランス:建物サイズの大きさの肉か……(゜¬゜)ジュル……(何)
  16. SIN:うぁ・・・娘・・・ごはん・・・あぅ・・・。あれ?あれは・・・名無・・・。ごめんなさいごめんなさい・・・・・・決めました。娘になって・・・皆と幸せに・・・。
  17. 名無し:ええい、こんな変態ばかりの場所にいられるか!俺はあの男の子を助けて逃げ出すぜ!
  18. >>マキナさん:ごはんになってくれるの…? ありがとう、とっても嬉しい。大丈夫だよ、きもちよくしてあげるから。君が生きるのに必要なものは、全部私があげる。だから君は、私の中にずっと居て、ごはんを出してくれればいいの。おちんちんに繋いだ管で、ちゅ、ちゅって吸い出してあげるから。
  19. >>アルティさん:え…私を食べたいの…? うーん、壁のお肉はゴムみたいであまり美味しくないと思うから、ちゃんと食べる用にお肉を作ってあげるよ。煮て食べるの?焼いて食べるの?それとも…生? でも食べたら、こんどは私が貴方から分けてもらう番だよ…?
  20. >>SINさん:娘…に決めたの。いいよ、すぐに卵を産めこんであげる。この卵は、娘になるだけじゃなくて、ごはんにもなれる、特製の卵だよ…。卵が馴染んだら、たくさん、たくさんごはんをちょうだいね? ふふ。
  21. >>名無しさん:助ける…? 幸せを壊すの? だめだよ。みんなが幸せになるには、みんな、私と彼の娘にするしかないの。君も私の娘になれば、すぐにわかるよ。だから、包みこんであげる……
  22. アルティ・エストランス:私毒入りですが、何か?(ぁ)
  23. >>アルティさん:毒……? 大丈夫だよ。ちゃんと毒を出しきってから食べてあげるからね…
  24. アルティ・エストランス:私の毒は肌に触れたら溶けたり肉が腐り落ちたり、果ては分解されたりするようなものなので気を付けてくださいね♪あ、後知り合いを何人か呼んでも構いませんか?具体的には地球育ちのサイヤ人一家とかサイヤ人の王子の一家とかゴム人間な海賊船長とか亡霊の姫君とかセイバーのサーヴァントとかなんですが……(何)
  25. RamroD:人類が自滅することを望んでいる…?
  26. 赤:赤

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書いた日: 2009/04/10 22:30 カテゴリ:妄想

2009/01/19

諸君、私は触手スーツや肉スーツが大好きだ。

まあ元々包まれたい欲望があるので、触手スーツとか肉スーツとかスライムスーツとか大好きなんですね。


 今日の朝のテーブルに並んだのはポテトサラダにスクランブルエッグにトーストだ。
 こんな単純な料理では人によってさほど差異は出ないはずなのに、それでもジェラさんの腕の良さがわかってしまう。
 スクランブルエッグをトーストに載せ、俺の前で幸せそうにを頬張るこの5歳児にはあまりにもったいないメイドだ。
 本当に何者なんだ、このひと(?)は。

 と、その雇い主はゆっくり噛み締めるように口内の味を堪能すると、白い牛乳を一口飲みこんでから、こう切り出した。
「ねえ、私、新しいワザを覚えたんだけど、今から試してみない?」
「嫌だ」当然、即答である。
「な、なんでよー! っていうかなにその心底までに嫌っぽい顔!」
「ちょ、おま、当然だろ! 前回のことを忘れたとは言わせねーぞ!」

 前回……。それはゼリが特訓の末、俺のモノを受けいれることが出来るようになったといったときの話だ。

 そう、試してみると彼女の体格では収まるはずもない熱り立った俺のモノが、確かに中へと沈み込むように消えた。
 そこは肉で出来た泥が渦巻いているようだった。渦は中央に俺のモノを捉え、やわらかく粘つく細胞の粒が、表面を舐め回した。
 それは悔やしいが耐えられるような快感ではなく、腰は勝手に震え出し、すぐさまに玉から熱い液体が登ってきた。
 だらしなく溶けた顔を幼児の前に曝け出し、ゼリはそれを見て笑い、そして満足し……気を抜いてしまった。

 その瞬間、あっという間に彼女の膣が元の大きさへと戻ってしまったのだ。
 すると、収まらなくなった俺のものはどうなったか。ばきんと。90度折れまがってしまった。
 それだけならまだしも、癒着でもしたのかなんなのか、その状態のまま抜けなくなってしまうおまけ付きだ。

 ……地獄だった。

 男であれば、それ以上の言葉は必要ないだろう。
 恐らくジェラさんが居なければ一生そのままだったはずだ……。
 恐ろしい。あんな思いは二度とごめん。当然の帰結だ。

「……あー、うん、あれはごめんなさい。よしこれで水に流した」
「……いやいやいや流せませんから」
「だいたい、あのあとジェラさんに良いことしてもらったんでしょ? だったらそれでプラマイゼロよ!」
「アホか! お前がマイナスでジェラさんがプラスになっただけじゃ!」

 と、そこで横に立っていたジェラさんから飛び道具。
「では、私からもお願いします」
 ジェラさんが見ている。俺をじっと見ている。まばゆい笑顔で。今度は大丈夫ですときらきらと瞳で伝えてくる。
 ……俺にゃ無理です。こんな笑顔、断われないです。全面敗訴です。
「いいよ、やろう」
「そうこなくっちゃ」「ありがとうございます」
 2人の声が同時に響いた。

「で、なにを覚えたんだ?」
 そう聞く俺に、ゼリは「よくぞ聞いてくれました」と胸を張る。いや、お前が言いだしたんだろうが。
「今回覚えたのはね、大人の身体になる手段よ!」
 ジェラさんが隣で、わーぱちぱちぱち、と両手と三つ編みを使って拍手。なにこの空気。
「前回はね! 気を抜いてエラいことになっちゃったわね」
「あーまーそうだな」
「今回はもしそういうことがあっても大丈夫な仕組みにしたの!」
 あーなんだ、彼女は彼女なりにちゃんと考えてくれていたのだな。少し安心する。
「ほう、どんな仕組みなんだ?」
「それはご飯食べてからのお楽しみよ!」
 と、ここまで言うとゼリはもう一枚のトーストを頬張り始めた。時折こちらを見ては「ふふふ」と笑いながら。


 中身の綺麗になくなった食器をジェラさんが片付ると、ゼリはこちらを指差し
「じゃ、今からやるんだから、よく見てなさい!!」
 と、ワンピースを脱ぎ捨てる。
 ゼリは下着なんぞ付けていないから、それでもう全裸だ。つるっぺたの、5歳児の身体が目の前に堂々と晒される。色気も糞もあったもんじゃない。
 だが実は一皮剥いたその内はそうでもないらしいことを、前回に思い知った。
 短かい間であろうとも、俺のモノに凄まじい快感を叩きこんだのだから。

「んー? 見惚れてるの?」
「いやいやいや。まあでも、考えてみりゃお前の身体って人間離れしてるよなぁと」
「うーん、そうなの? まあいいわ。これからもっと驚くことになるんだから」
 じゃあよく見ていなさい、と彼女は自らの股間を、慣れた手付きで大きく広げた。
 右手の人差し指と中指で、桃色の口が大きく開け放たれる。
 そこを左手の指が、まずはゆっくりとなでる。
「ふぁっ……」
 と、震え始めた肉の門を、軽くノックする。ぴく、ぴくんと全身が返事を返す。
 それを入って良いという返事と受けとったのか、指は彼女の奥へと侵入を開始した。
「…ん……んんっ……あはぁ……」
 始めは口元のあたりを擦るだけだった指。
 しかし口は涎を流しながら要求しはじめる。もっと奥へ、もっと深く。
 求めに応じて指は増やされ、さらに奥を目指してゆく。
「も…もう少し……もう少しで出てくる……」
 はっ、はっと呼吸を荒らげ、熱に浮かされながらゼリは呟いた。

 ぽかんと口を開けて見ていた俺だったが、ある異変に気付く。
 彼女の中から流れ出す愛液が、ありえないほどに多いのだ。
 ぽたぽたと垂れ落ちていたはずの愛液は、今や蜂蜜の滝のように流れ落ちている。
 口から垂らされる涎などとは比較にならない量。
 ゼリの足元には愛液の水溜りが出来ている。

 と、ゼリの呼吸も手の動きも早くなっている。
 紅潮した顔と、震える唇から紡ぎ出される言葉は、それが近いことを示している。
 そして… 「ん、んんっ……く、くるっ……出るぅっ……」
 びく、びくんびくんびくん。全身を大きく震わせるゼリ。

 と、その途端、変化は訪れた。
 彼女から流れ落ちていた愛液が、真っ赤なものへと変わったのだ。
「……血!?」
 驚き、ゼリの行為を止めようとした俺に、ジェラさんは止める。
「心配いりません、アレは血ではありませんから」
 見れば、ゼリから流れ出す赤い液体は、一人でに動きだし、彼女を包みこみ始める。
「あれは……自らのイメージを形にする……そんな液体です。私の三つ編みと基本的には同じものですね。まあ、出すためにあのような行為をしなければならない点は、まだまだ未熟ですけど」
 と言いながら、それを見守るジェラさんの三つ編みは踊っている。
「へえ、今度はそれを教えたんだ」
「いえ、今回は指導していないのです。なのに……今、驚いているところなのです。考えられるとすれば以前の特訓のとき、彼女の中へ入れたとき、覚えてしまったのか、残存していたものを自らへ取りこんだのか……やはりゼリ様は素晴しい素質を……」
 ジェラさんの三つ編みがクライマックスの指揮者のタクトのように上下する。

 と、ゼリのほうを見れば、首から下はもうすっかり赤い粘液に包まれている。
 そして徐々に真っ赤な大人の女性の形を作りはじめている。
 飴細工を伸ばすようにすらりと両腕が出来あがり、ふっくらと大きな胸が風船のように膨れあがる。
 ろくろで作りあげるようにすらりとくびれた腰が作られ、わずかな膨らみを帯びた腹の中央に臍が現れる。
 その下、中央から一本の柱が二本へと分かれ、足となる。そしてその付け根には、すらりと切れ目が入り、陰裂が出来あがる。

「どう、これ……? それとも胸はもっと小さいほうがいい?」
 あっという間に、すっかり真紅の成人女性の身体となったゼリ。
 少し笑うと、出来あがったそれを見せつけるよう、赤い両手を大きく広げる。
 しかし……大人になったのは、赤い粘液に包まれた、首から下のみだった。
 5歳児の顔に、大人の女性の身体を無理矢理くっつけた感じで……正直、バランスがおかしい。

 そう指摘しようと口を開こうとしたが、それよりもゼリの様子がおかしいことに気付く。
 赤い粘液に包まれてもいない顔が、真っ赤なのだ。そして、なにやら震え、息を荒らげているのだ。
 始めはこの粘液を出した余韻かなにかだと思っていた。
 しかし、それだけではないようなのだ。びく、びくんと今もって頬が震えているのだ。

「ちょ、お前、どうしたんだ?」
 返ってきたのは意外な言葉だった。
「や、こ、この粘液……中…すごすぎるの……はっ…きもちいいっ…」
「は、はぁ?」
「私の身体をね……びっしりと…つぶつぶの…肉が覆って……撫でてくるの……。まるで肉で出来た毛布の中みたい…。あ、やめ、ちくび、吸わないで……っ! うあぁ……足の裏撫でられるのきもちいいぃ……」
「……」
「…あう…指先……舐められるのぞわっとくるよう……あ…やっぱり…やっぱりそこも……クリ…クリいいよぅ……もっと…おまんこ…奥まで…奥…あ…きた…きたきた…いいっ……」

 どうも赤い粘液をうまく制御出来ていないらしく、ひとり勝手にびくびく震えるゼリ(の首から上)。
 いつも酷い目に合わされている俺としては、ちょっぴりいい気味と思いつつ、なかなか面白い。
「あ、あはっ……おしっこも出ちゃう…あ…プールの中でしてるみたい……きもちい……や、は、また全身ぞわぞわって……ほんと…素敵……いい、いいよぅ……」
 俺は、これを見ているだけでよかったのだ。それだけで十分だ。
 だが、しかし……ゼリが叫んだ。

「彼にも…彼にも味わってもらいたい……ッ!」

 ぎらん。ゼリの緑の瞳が光った気がした。
 途端、赤い粘液女体の、腹から一本の切れ目が走る。
 それは胸元から股間までを繋ぎ、そして、ゆっくりと開いてゆく……

 ごぼぉッ

 赤い粘液を吐き出しながら開くそこは、巨大な女陰にしか見えない。
「ふふふ……ここにあなたを呑みこんで……私の快感を味わってもらうの……」
 熱に浮かされたゼリが呟く。その目は…見るヒト全てを震えあがらせる……そう、捕食者の目…!

「ちょ、な、ヤバ…」
 本能から危険を感じた俺。すぐにその場から離れようとするが……
「逃がさないから……」
 と、赤い裂け目から触手が飛んできて、あっという間に俺に絡みつく!
「な、なんじゃそのデタラメは……ッ!」
 講義の声はゼリには届かない。
「呑みこむ…呑みこむ…呑みこんで……溶かして……そして……ひとつに…」
 ただそう呟いている。

 触手は縮み、もはや俺の目の前に巨大女陰……。入ったら絶対いろんなものが吹きとび、帰ってこれない気がする。
 ああぐっばい俺。ジェラさんにもいいことしてもらえたし、このまま天国味わって死ぬんならいい人生だったのかね?
 そう覚悟し、俺は目を閉じた。

 そして、1秒、2秒、3秒……あれ? 一向に中へと入る気配がない。
 と、触手の動きが止まっていることに、ようやくそこで気がついたのだ。

 恐る恐る目を開くと、ゼリは気を失っていた。
 頭に、白い手袋のチョップを受けて。
「脳天幹竹割りです」
 そう笑うジェラさんを見て、全身から力が抜けた。
 助かったのだ。

「やはり、私の特訓が必要ですね」
 目を覚ましたゼリに、ジェラさんはそう告げた。
「というより、まずおしおきからですね。あのまま続いていればどうなっていたか、ゼリ様の身体にしかと教えて差しあげます」
「え……おしおき…って…アレをやられるってこと?」
「はい。私の中で、たっっぷりと、ふふふ、ゼリ様にアレを付けてですね……」
「やめて、アレはやめて……っ!」
 逃げようとするゼリ。しかしジェラさんのスカートから伸びた触手がすぐさま絡みつき、捕らえてしまう。
 ……というか、今のジェラさんの目、さっき俺を呑みこもうとしたゼリの目とそっくりなんですけど。
「逃 が し ま せ ん よ ……」
 朝っぱらからクタクタになった俺は、とりあえず二度寝しようとベッドに向かった。

おしまい。

明日仕事なのに結局こんな時間かかってしまいました。マズい……。あ、今回もぶっつけ本番で書いています。全体のバランスとか知ったことか。

というか他にやることいっぱいあるのにほったらかしちゃったし……。あ、明日、がんばろう!


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書いた日: 2009/01/19 01:30 カテゴリ:妄想

2009/01/04

明日から出勤、休みが終わるまえにせめてなんか書いとこうよ記念作品。

というわけで、怪盗ゼリ、二話から先の話になります。まだ二話も書いてないのにその先の話を書くとか馬鹿なの? 死ぬの?

あ、あと下書きとか一切なしのぶっつけ本番。まあ正直、アイデア忘れないうちに書いとくかとか、そんなノリです、はい。


朝。台所から漂ってくるベーコンの焦げた香りが、俺の意識を深い闇から覚醒させる。

ベッドから重い身体を起こし、ひとつ伸び。それから自室の扉を開けると、丁度割った卵がフライパンへ落ちるところで、じゅうと心地良い音が辺りに響いた。コンロへと向かっていたいつものメイド姿のジェラは、そこへ少々の水を加えると、フライパンへ蓋を被せ、こちらへと振り向いた。

「おはようございます、ご主人様」

深々と礼をして言うジェラに向かい、俺はご主人様は止めて欲しいと言おうとする。が、そこで自分の名前が思い出せないことに気がつく。…どうやら作者は俺の名前をまだ決めていないらしい。まったく失礼な話だ。仕事の遅い作者などアテにせず、ここは読者に考えてもらおうか…

「どうかされましたか?」
「…ああ、ごめん、なんでもない」

と、今回の話とは関係のない方向を止めたジェラ。と、彼女に目をやれば、いつものメイド姿に、いつもとは違う場所があった。

それは彼女の胸。いつもは豊かな胸を押しこめるように閉められた左右の乳房の中央が、今日は開いている。そしてそこには、第三の胸にでもなったかのように、静かに寝息を立てているゼリの顔があった。もちろん首から下はジェラの中へと埋まっている。

「おいおい、そんなところで寝かせていいのかよ。教育上マズくないか?」

冷やかす俺に向かい、彼女は微笑みながら答えた。

「今日はご褒美なのです」
「へえ、なんの?」

反射的にそう言ってしまってから、俺はヤバイと小さく口に出した。ジェラの三つ編みが跳ね回っている。あれは嬉しくて仕方無いときの動きだ。

「ゼリ様は、昨夜、見事に特訓を終えられたのです。…え、どんな特訓ですって? そうですね、これは秘密なのですが、特別に教えてさしあげましょう。そう、それは昨夜、お休みになろうと浴室から私の体内に入ったあとのことでした…」

俺の反応を無視し、ジェラは語りはじめる。その背中では、三つ編みが手のように形を変え、コンロの火加減を調節していた。


昨夜、お休みになろうと浴室から私の体内に入ったあとのことでした。

「私も、ジェラみたいに呑みこんでみたいんだけど…」

ゼリ様はそう仰せになったのです。

私は理由を尋ねました。すると、やはりゼリ様は、初めての夜の一件、すなわち、ご主人様のモノが入りきらなかったことに対し、非常に、残念に考えておられたのです。「せめて彼のモノを全て入れてあげたい」、ゼリ様はそう私に告白してくださいました。

なおかつ、あのあと私とご主人様が行った『行為』に関しても、憧れと申しましょうか、そのようなものを抱いておられるようでした。「私も、彼にあんな顔をさせてみたい」、そう仰ったのです。

私は大いに喜びました。ご自身が快感を得るために、まずご主人様を満足させる。そのように仰せになるということは、私が怪盗の心得として教えております『奪う前に、まず満たせ』をご理解されているということです。ゼリ様の願い、協力しないわけがありません。

ですが私はまずゼリ様に申しあげました。「ゼリ様には、既にそのようなことが出来るはずです」と。事実、私の中で自由に生活するために、ゼリ様には私のスライム因子を、ほんの少し、組みこんであります。それは今でこそほんの少しですが、ゼリ様が強く望めば、身体の隅々まで広がり、スライムの特質である、身体を自在に変形する力が身につくでしょう。というより、ゼリ様ほどの素質であれば、幾年か訓練を詰めば、私とほぼ同等のことが出来るようになるはずなのです。

しかし先に申しあげたとおり、今はごく少量の因子が植えられているのみ。が、それでも多少は意思どおりに体内を変化させ、ご主人様のソレぐらいであれば呑みこむことが出来るはずです。ゼリ様が「出来ない」と考えている故に、それは出来ないのです。足りないのは信じる心です。

「出来て当然だと、そう強く信じなさい」そう、私はゼリ様に伝えました。というより、出来ることなのだ、と。そして私はゼリ様のそこへと、指を差しこみ、そうして特訓は始まったのです。

「こんなの入るわけないよ!」何度も何度も、ゼリ様はそう仰いました。その度に私はゼリ様のいちばん良いところを刺激し、囁きました。「もっと、良くなりたいのでしょう? さあ、奥に入れて…力を抜いて…」

難しかったのは最初でした。指がやっとのことで全て入る程度ですと、身体の神経が限界を伝えてしまう。故に私も指を少し溶かし、感覚を曖昧にさせてみたりしました。ええ、私も試行錯誤でした。

と、何度も何度も抜いて差してを繰替えしていると、ふと、今迄の限界ラインが、底無し沼のように手応えが無くなりました。と、私、興奮して「ゼリ様!! 少し広がりました!!」と声をかけた瞬間に戻ってしまいましたが…。

もちろんそのあとも特訓は続きます。そしてようやく指が全て収まるようになり、二本目までを受けいれはじめた頃には、ゼリ様もずいぶんその気になられたようでした。「力を抜き、目を閉じると、身体が水の塊のように感じてくる」。ここまでこればあと少しなのです。3,4本目が入る頃には指に触手を絡ませることも出来るようになっておられました。

そして最後のテストとして、私の三つ編みを、ゼリ様の中へと入れました。穴はなんなく私の先を呑みこみ、貪欲に貪ってゆきます。ゆっくり、ゆっくりと。それは外であればゼリ様の臍や胸まで行きつくほどの長さであっても、止まる気配はありません。むしろ私のほうが心配になった頃、なんと、ゼリ様の口から、私の三つ編みの先が出てきたのです!!

このときばかりは嬉しさで大声を上げてしまいました。この短期間でそこまでスライム因子を浸透させ、使いこなすようになるなんて……ゼリ様は、私の思った以上の資質をお持ちだったのです。


「というわけで、そのご褒美として、今日一日は私の中で、しかもゼリ様おきにいりのここで寝かせて差しあげようと決めたのです」

ジェラの長い話に、俺はやっとのことで「そうか…」と口に出した。

っていうか、それって、今日、ゼリが目覚めたら、俺、問答無用で襲われるってことじゃね? なんか、また、コイツに無茶苦茶されそうじゃね?

「べえこんえっぐ…」

だらけきったゼリの口から寝言が溢れ、一筋のよだれがジェラの服へと垂れ落ちた。眠ってるときは、まあ、かわいいのだが…。

「さあ、食事が出来あがりました」

そう告げるジェラの笑顔には、「今夜を楽しみにしてくださいね」という意味も含まれているような気がした。

「今夜」に期待された方、申し訳ありません。書く予定、皆無です。


  1. 管理人:余談。僕も某スレ376さんと一緒に驚きました(笑。ぜんぜん気付かなかった…。塗りが上達するだけでこうも印象違うのですね。
  2. 376:深夜の更新乙であります。そしてありがたや。あの絵、意外と気がつかれないもんですね。根っこの部分はあまり変わってないと思ってました。何事も継続するってのは良いことなんだと改めて思います。ぶっちゃけ人生で今一番真剣に取り組んでいるかもしれません。今更ですけど。しかし続きを書く予定無しとは・・・なんという鬼・・・
  3. 377:376じゃなくて377だった件
  4. 名無し:本当に驚きましたよ、>>106さんの新作まだかな~って思ってたらまさか俺と角煮と油蕎麦さんだったとは(笑)でも居てくれて嬉しかったんですがね。 >>2 俺と角煮と油蕎麦さん、違う、違ってます、376は私ですよ!?
  5. 管理人:ゼリの特訓シーンをもっと深く書かないと駄目だなぁ…。エロシーン避けててもしょうがない。 それはともかく、角煮さんはともかく376さんまで書きこみがあるとは(笑。意外にみんなここ見てるのですね。
  6. 名無し:書き込みの時間の誤差で>>3が見れなかったorz 俺と角煮と油蕎麦さんすいませんorz
  7. 角煮:>>376さんは>>名無しさんでしたか。意外といろんなところで繋がっているもんなんですねぇ。名前入力めんどいと思いますので角煮で結構です。半角二次元とごっちゃになるかもしれませんが多分、皆様補正をしてくれるんじゃないかと。漫画と一枚絵だと掛けられる時間が違いますので差がでますねやっぱり。やってみて思ったのは週刊連載とか本当に信じられないレベルですよ。ともあれ無事に続けてますでまた何か描いたら見てやって下さい。 >>管理人さんエロシーンって書くのはかなり労力がいるもんですよね。自分も漫画描いてるとき本当に手が震えて吐き気がしましたよ。これを描いたら自分は真っ当な人生を送れないみたいな訳の分からない拒絶感みたいなのが働きました。今でもやっぱり局部とか胸の露出を避けている感じです。見えなくても想像で補ってもらってるだけです。絵でも文でもエロを真剣に書くってのは大変なんだと思います。だからそんな事で今日も独り呻いてしまうんですねぇ。お恥ずかしい話です・・・
  8. 管理人:>>角煮さん アシ無しでの週間連載は地獄らしいです。まあ漫画家の過酷さは小林まことの青春少年マガジンにいい感じに描かれています。 ttp://slime-girl.homelinux.net/tmp/mag/ 面白いので是非。 僕がエロを避けるのは、普通に苦手でエロくならないという…僕は普通のシーンでも語彙力表現力の無さを誤魔化しつつ書いているのですが、エロはそれが如実に出てしまうのです。ちんこを幾通りにも表現しないといけないので…。
  9. 角煮:>>管理人さん 見てきましたよ。やはり連載を持つというのは過酷なんでしょう。正直好きだからというレベルでは到底できる事ではありませんね。プロと言われる方々全てに言えることなんでしょうけど。 エロに限らずですけど自分でやってみると大変ですよね。絵も文も。結構なんとかなると思っても実際は上手くいかないし。しかも苦手なものも乗り越えないといけないしで・・・すみません。うまく纏まってないですね。ともあれ今年もいろいろお邪魔させて頂きますよ。いろいろと・・・
  10. 管理人:僕も書いたりする前は「こんなんでいいんか」とか思ってました…。仕事にするって大変です。 今年はエロの勉強もしたいですね。
  11. SIN:ジェラさんがはっちゃけてるwwww
  12. 名無し:今更ながら今のゼリさんの子宮へと続く魅惑の空洞内は触手が生え(ジェラが触手を絡ませただけ?)、さらに本来あるはずの到達点と拡張限界は存在せず例えば太さが人の拳程、長さが50cm程度のモノなら飲み込めると言う5歳児にあるまじきハイスペックを誇っているんですね。あくまでジェラさんの三つ編みが口から出たのを体の内部がスライム化(外部に変化無し)させたのが原因と考えた場合ですが。ええい、ゼリの体内は化け物か!! >>7 自分のエロ絵で抜ける作者も少ないと思いますよ。とりあえず自分の知る中(同人含む)では極少数ですし。なぜ描けるとかは全く分かりませんがorz
  13. 管理人:>>11(SIN)さん 気付いたらジェラはゼリにベタ惚れでした。「食べてしまいたいほどです」とか発言させればよかったなぁ。
  14. ゼリ:>>12さん 「スライム化してるとか、そんな難しいことわからないっての! ただそうしたいと思ったら出来ただけなんだから…」
  15. SIN:ゼリ様可愛いですよ~!最高ですよ!
  16. :ゼリ最高!
  17. 初ヶ瀬マキナ:う〜ん、これはゼリのクオリティを低く見積もりすぎていたかも。my dearest masterの時に、大怪盗的なイメージしか書けなかったのが悔やまれる……。こんなに素敵な素材が近くにあったとは。
  18. 管理人:ちょっとハイスペックにしすぎたかも…。ジェラ体内での特訓だからここまで上手くいったということにして下さい。まあいつかこのぐらいは出来るようになりますけど、。
  19. 管理人:と、途中で送信してしまった。 体外でも出来るようになったとき、それはジェラと別れのときでもありますね…

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書いた日: 2009/01/04 23:55 カテゴリ:妄想

2008/12/13

だからカブってないってきっと!!と言いつつ予告編のようなもの

とろとろさんがカブってるんじゃないか、と心配らしいので最初の1/3だけ公開してみます。あ、まだ書き途中なんで内容は変わるかもしれませんよ。


日差しが西へと傾くのもすっかり早くなり、空はオレンジ色に変わりかけている頃。
部活動とは縁遠い俺達4人はいつものようにどうでもいいことをだべりながら、いつもの校門をくぐる。
そんな日常を壊したのは、その場で後ろからかけられたこの一言だった。

「少し、よろしいでしょうか?」

振り返って驚いた。
メイド服を着た女が校門の前に立っていたのだ。
しかも背後の夕焼けに彼女の赤い二股の三つ編みが溶けこみ
顔にはやわらかな気品ある微笑みを浮べる美人さん。
後光が差すように見えるのは夕日のせいだけではないだろう。

しかし明らかに違和感のある目立つ風貌であるにも関わらず
俺たちのだれもが校門を通ったときに気付かなかったし
他の学生達も催眠術をかけられたようにスルー。
声をかけられた俺達だけがその違和感を認識している、そんな状況に見えた。

「な、どういったご要件でしょうか?」

ツレの一人が、緊張だろうか妙な敬語で答えると
笑顔で立っていたメイドは深々と礼をしてからこう言った。

「ご主人様が、あなたがたにお礼をしたいと申しているのです。ご同行願えませんでしょうか?」

ご主人? お礼?
どの単語にも心当りはない。
人違いではないか、そう答えようとした瞬間だった。
ツレのひとりがニヤつきながら答えたのだ。

「わかりました、喜んでついていきます!」

俺は焦ってそいつに問いかける。

「お、おい、お前… 心当りあるのかよ」
「ん、いや、無いけどな。でもきっと美味しい話だぜ?」

そいつはきひひと笑いながら答えた。


メイドに連れられて到着したのは
とあるホテルの最上階の一室。
そこがいわゆるスイートルームであることは
馬鹿な俺達にも見ただけでわかる高級感。
とんでもないところに来てしまった。
そんな恐怖感に煽られる俺だったが
ツレたちはと言えば興味深そうに物珍しく周りを見回していた。

そこへ奥から紅茶を入れてきたメイドが
「こちらにお座りください」と豪華なソファーを示した。

その紅茶は格別の味だった。
暖かい液体が体を内部からやわらかくほぐすように
まるで自室の風呂に入ったようなリラクゼーションを与えたのだ。
たかが、茶一杯で。

それをにこにこと見ていたメイドは
全員が紅茶を口にしたことを確認すると
俺達にこう語りかける。

「では、わたくしがお礼を差し上げますので
おひとりずつ、あちらの寝室へお越しください」

それだけ言うとメイドは一礼し
ぱたんと、ドアの向こうの寝室へと消えた。

メイド 寝室 お礼…

若くて夢が多く、疑うことも知らない俺達には
それは最早「メイドが身体でお礼をする」としか思えなかった。
すぐさま白熱のジャンケンが始まり…
そしてあっさりと俺は負けてしまった。

「…か、勝った…ッ! 一番のりいただき!」

順番が確定するまで、さほどの時間はかからなかった。
威勢の良い勝ち名乗りを上げた男はスキップで寝室への扉へ向かい
「じゃ、いってくるぜ〜!」
と陽気にドアを開け、だらけた笑顔で中へと消えていった。

そして残された俺たちは、誰もがにやついていた。
「…おい、やっぱメイドってすげーのかな…」
「…そりゃ、そういう技術だって教えられてるって聞くぜ?」
「ご主人さまに奉仕しなきゃだもんな」
「初物じゃないけど、あのとき以上のいい思いだろうなぁ…」


"あのとき"というのは、つい一週間前
俺たち4人でひとりの女をレイプしたときのことだ。
そいつは黒髪の長髪で眼鏡をかけた、クラスの委員長だった。
規則を守ることしか脳がない、つまらない女だった。

そんな女が、何故か遊び人の俺に告白してきたのだ。
当然校則で持ち込みが禁止されている携帯など持っておらず…
彼女は今時、ラブレターで呼びだしたのだ、この俺を。

俺達はそのラブレターを見て笑い
そして遊び半分でそこへ行った。
なんの変哲もない、ごく普通の告白をされた。
つまらなかった。なんの価値もない女に見えた。

だから、犯してやったのだ。笑いながら。何度も何度も。
…女は涙を流したが、しかし抵抗はしなかった。
そこだけは立派だと思った。

だが次の日から、そいつは学校に来なくなった。
「やっぱ来なくなっちまったか」
俺たちは顔を合わせて笑ったのだ。


「…なあ、ちょっと聞いてみないか?」
誰ともなく、そんなことを言った。
「いいね」「賛成」
断わる理由はなかった。
俺たちはここと寝室を隔てるドアに耳を当てた。

グチュ、ズプ、ジュル、クチャ、グチュ、ヌブ…

微かに聞こえてきたのは、ぬめる粘液の擦れあう音だった。

「おい、やっぱそういうことなのか?」
「いや、俺、本当は半信半疑だったけど、マジかよ…」
「しかし、すげえなこの音。腕でも突っこんでんのか?」

ジュム、ジュル、グジュ、ジブ、ジュル、ヌル…
「…は、は、あ、あは、はひぃ」

「おいおい、あいつ、凄い声出してんな」
「…つーか、声になってないじゃねーか」
「これは期待せざるを得ないな」

ブジュ、ジュ、ジュル、ズル、グジュル、ムジュル…

「おいおい、なんか音が大きくなってるぞ」
「激しくもなってるな…」

ごくり。
誰かが生唾を飲む音が聞こえる。

「…開けて、みるか?」
「……ああ」

そうして俺たちは音を立てないよう
ゆっくりとドアを開け、中を覗き見た…。

ギュチュ、ズル、ジュル、ズル、ジュル、ギュル…

ベッドの上の全裸の男にメイド服の女が跨り
粘液が擦れあう淫靡な音を大きく響かせていた。
女の腰が動くたび、じゅるりと大きな音が響き、男は喘ぎを大きく上げる。
目の前で展開されているこの光景は一見、男女の営みだった。

ジュル、ニリュ、ブニュ、ズニュ、ズリュ…

だが、それははっきりと異常な部分があった。
あひ、あひと喘ぐ男は涙を流しながら
腕をばたばたと藻掻かせながら
スカートから逃がれようとしていた。

ニジュ、グジュ、ジュル、ブジュ、ジル…

音が一層大きくなったかと思うと
メイドのスカートが大きく波打ち、男の体を自らの奥へと運んでゆく。
まるで魚を食らうイソギンチャクか咀嚼したものを運ぶ食道のような動き。
…それは人ではありえないものだった。

藻掻く男の体はその甲斐もなく、さらにスカートの奥へと消えてゆく。
消えるたび、涙を流しながら、男の喘ぎは大きくなっている…!

ジル、ブジュ、グジュ、ニジュ…

泣き喘ぐ男とは対照的に、メイドは喘ぎひとつ上げてはいなかった。
ただ、無償で与える、慈悲深い笑顔がそこにあった。
右手は涙を拭くように、そっと男の頬を撫でていた。
そして左手は…ぐむぐむと咀嚼するように蠢く腹をやさしく擦っていた。

グジュオ、ジュルゥ、ムジュウ、ジニュウ…

音が大きく、しかしゆるやかに変わりはじめた。
メイドの三つ編みがひとりで重力に逆らい動きはじめる。
先がどろりと溶け、手のような形になる。
そしてしゅるりと男の首に巻きつき、肩をがっしりとつかんだ。

その瞬間、涎を垂らして泣き叫ぶあいつと、俺の目が合った。
「…た、たす………たすけて…」

しかしメイドの三つ編みはあいつの身体を
一気にスカートの中へと押しこみはじめたのだ。

ジュ、ジュルルル、ギュルルルル……

男の肩が、男の首が、男の口が、男の顔が、男の頭が、男の全身が
スカートの中に入るはずのない体積が、しかしスカートの中へと消えた。
まるで異次元にでも消えてしまったかのように。

「ふふ…」
未だ蠢く腹を撫でながら、メイドは笑っていた。
そしてベッドからすっくと立ちあがり、ドアの、俺たちのほうを見た。

たん、たん、たん…

足音が、こちらに向かってくる。
その間もぐむぐむとメイドのスカートは蠢いている。
そこにはうっすらと男の顔が浮びあがっている。
苦しげな男の顔の口が大きく広がると、びくりとスカートが揺れる。

「…ひ、ひぃ!!」

ツレの二人が逃げだそうと反転し部屋の出口に走る。
が、その瞬間しゅるりと二人に向かい赤い光線が飛ぶ。
…それはメイドの三つ編みだった。
それが2,30mほども伸び、二人の首に巻きついていた。

首を掻き藻掻きくと、ほどなく、二人は気絶した。

たん。

足音は、まるで動けなかった俺の前で止まった。
メイドはスカートを蠢かせながら笑っていた。

「…お、俺のツレを、ど、どうしたんだ…!」

俺の虚勢に、メイドは腹を撫でながら答えた。

「ふふふ、ご心配には及びません。
彼には、私の中でお礼を差し上げているのです。
溶けるように甘美な、快楽の時間を…」

そして、こう付け加えた。

「あなたには、ご主人様がお会いになるそうです」

「…ご主人様…?」

じゅるり…

その音は、メイドの足元から聞こえてきた。
ふと見れば、スカートの奥から赤い粘液が溢れ出ていた。

なんだ…?

疑問に思った瞬間
それは噴水のように俺に飛びかかってきた!

びしゃあ!!

全身で赤い粘液を浴びる。
と、粘液は意思を持つようにずるずると俺の全身を移動し
俺を拘束しながら、目の前にある形を作ってゆく。

それは人の形だった。
粘液からは女の声がした。

「ひさしぶりね…」

その声、そして形には覚えがあった。
そう、1週間ほど前、俺に告白してきた女のものだったのだ。

「…あのときはごめんなさい。
私、知らなかったの。あなたがそういうことを求めていたなんて」

くすくすと笑いながら、粘液は続ける。

「悔しかった。好きなひとが好きなことに気付けなかった自分が悔しかったの。
……そう思ってあの場で泣いていたら、彼女、ジェラがやって来て…
そして教えてくれたの。男のひとが喜ぶことをたくさん、たくさん…」

形こそあの女。
しかしその妖艶な笑みは、彼女からは想像も出来ないものだった。

「ジェラの体の中で、いろんなことを、体で教えてもらったわ…
私知らなかった。実践的な勉強って学校よりも楽しいのね」

そこには既に狂気すらも浮んでいた。

「そう、体も変えてくれたの。あなたが喜ぶように…
あなたの好みへと自在に変わることが出来る
あなたのどんなことでも受けいれられる
あなたをもっと気持ちよく出来る身体。
どう? 素敵でしょう?」

粘液の問いに、俺は答えられなかった。

「…わからないのね、この素晴しさが。
いいわ、教えてあげる、私が」

粘液は後ろのメイドに指示を出す。

「ジェラ、そこの二人を呑みこんで差しあげて。
ひとりずつ、お礼を差しあげるのです」

「かしこまりました。」

メイドは答え、気絶している二人を寝室へと運ぶ。

「さあ、私たちも行きましょう? 彼が気持ちよくなる様を一緒に見るの。
そして教えてあげる。それがどんなに素晴しいかを。」

じゅるじゅると、粘液は俺を拘束したまま寝室へと運んでいった。


ね、カブってないでしょう?


  1. 名無し:ジェラさん(*´Д`)ハァハァ 良いッスよね!スライム娘さん!同化!吸収!捕食!取り込み! 取り込まれる4人(3人?)が羨ましい・・・(´・ω・) でもジェラさんが自分から他人の元に現れるのは意外・・・と言ってもジェラさん出現(所属)の経緯って今まで謎でしたからね。なんとも言い難いです。 この四人を取り込んだ後ご主人様も取り込んで新たなご主人を探すと勝手に妄想して(*´Д`)ハァハァ させていただきますね。
  2. 管理人:>1さん ジェラは通りすがりです。委員長がレイプされて泣いていたところをたまたま見つけたのです。メイドですから困ってるひとをほおってはおけなかったのですね! オチに関しては選択できるようにしようかなと考えています。…が、そこまで書ききるのはいつになるんでしょう…。
  3. 管理人:>1さん ジェラは通りすがりです。委員長がレイプされて泣いていたところをたまたま見つけたのです。メイドですから困ってるひとをほおってはおけなかったのですね! オチに関しては選択できるようにしようかなと考えています。…が、そこまで書ききるのはいつになるんでしょう…。
  4. 名無し:ゼリの夕食の買出し帰りに寄ったんですね、分かります。そして委員長を拾って一週間調ky・・・勉強させて不良達へと。勉強中はゼリはお預け状態 なんて本編と関係ない方向に妄想が行ってしまいますw いつまでも待ちますのでゆっくりと完成させてくださいな
  5. 管理人:それは考えてなかった…ッ! いいですね、いただきます。
  6. 初ヶ瀬マキナ:こういうシェアキャラ系は、時系列を考えたら敗けなんだな……と、よく分かりました。にしてもエロい。沈みそうにエロい。
  7. 管理人:あ、忘れてました…、すいません。酔いどれ状態で5を書いちゃいましたが、ナシで。ごめんなさい>4さん。同時に二人のご主人様はやっぱないと思うのですよ…。ゼリのときはちゃんとゼリに集中なのです!っていうかああ見えてゼリは苦労人であったりもします。むしろ反動でああいう性格。

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書いた日: 2008/12/13 23:53 カテゴリ:妄想

2008/12/06

怪盗ゼリ

例のジェラのはまだで……、あまりお待たせするのもアレなので、ずいぶん前にmixiに書いたネタを置いときます。ちなみに着想は、某、ヴァニラアイスです(笑


俺を含めた博物館の警備員の間では、昨日の野球はどうだっただとか、馬はどうだっただとか、いつも、まあ、そんなたわいもない話をしている。
しかし今日は、俺達全員を爆笑の坩堝にハメてくれるネタでもちきりだ。
それはポストに投函されていたこんなうさんくさい予告状だった。
「今夜、ブラッディルビーをいただきに参上いたします。 怪盗ゼリ」

それはまさに馬鹿としか言いようがないことだった。
「鼠一匹入れない、あの金庫に安置されているルビーかよ」
「馬鹿じゃねーの、取れるもんならとってみろっての」
「まったく、出したやつの顔が見てみてーよなぁ…」
皆、口々に笑った。それほど捕られるなど、有り得ない事象なのだ。

「で、もしかして顔を見れるかもしれない運のいいヤツは…」
同僚がシフト表を指で撫ぞってゆく。そこに書かれていたのは…
「なんだ、俺じゃないか。」
このケチな博物館では、夜の警備を担当するのは一人だけだ。
「頼むぜ、がんばってゼリとやらを捕まえてみろよな」
笑いながら、俺の肩を叩いてゆく同僚たち。
「ははは…ま、がんばってみるわ…」
「じゃ、おつかれー」

そして、夜が来た。 どうせいたずらだろうと思いつつも、もしかしたらなにかが起こってくれるだろうかもという期待はあった。不可能なものを盗むため、忍びこんだ泥棒を捕まえりゃ、それなりのボーナスは出るかもなとか、顔はニヤけていた。
が、それも虚しく、何事もなく普段どおりだったのだ。
AM2:00、そのベルが鳴るまでは。

ジリリリリリ…!!
けたたましく鳴り響く警報音。
モニタ上でペコペコと点滅する赤いランプは ブラッディルビーに異常があったことを示している。
「なんてことだ…!」
自分の首を心配しながら、金庫へと走る。

金庫は重く閉ざされ、変わらず鍵がかかっていた。
そこでまずは警備センサーの誤検知を疑うが、しかしそんなことは俺が警備員をしている数年間、一度たりとも起きていない。
俺は意を決っして、警備員にのみ知らされているパスワードを金庫のテンキーへと打ちこんだ。

ぎぎぎ……

重い音を響かせて開く扉の向こうの闇へ、俺はライトの光を浴びせかけた。
と、そこには、あるはずのない人影があるばかりか…
「こども…?」
5才ぐらいの小さな……少女がそこに居たのだ。

小さな子だ。しかしはっきりと女の子だとわかった。
何故ならその子は、全裸だったからだ。
白い肌にどろりとした赤い粘液が身体のあちらこちらに付着している以外は、どこにも、なにもつけていなかった。
そしてその手には、しっかりとブラッディルビーが握られていた。

強い光に照らされながらも、その白い肌を隠そうとはせず、くすくすと笑いながら彼女は口を開いた。
「警備員さん、おそいよ?」
「…なっ」
予想だにしない、余裕の声。
「待ったんだから。ゼリのこと、ちゃんと見ておいてもらわないと困るもの」
光のなか、彼女はくるりと回ってすら見せた。

「…ど、どうやってここに入ったんだ!」
「くす。鼠一匹通さない金庫でも、水一滴通さないわけじゃなかったのよ。」
「…?なにを言っているんだ?」
「ふふ、ね、ジェラ」

少女が呼びかけると、突如としてその後ろに人影が現れた。
「…おじゃまいたします」
確かに、なにもなかったはずのそこに現れた、メイド服を着た赤い三つ編みの20代ぐらいの女性は、軽く頭を下げながら言った。

「くす。ジェラ、はい、宝石。しまっておいて。」
「かしこまりました。」
ジェラと呼ばれた女はブラッディルビーを受けとると、そのまま口へと放りこみ、ごくりと呑みこんでしまう。

「もう用も済んだし、私もお願い」
「はい。」
固まっている俺を尻目に、メイドは少女を抱きかかえると、大きく口を開ける。
そしてそこに…少女の足を拗こんだ。
目の前で起きていることが信じられなかった。
人間がやったなら顎がはずれ、頬が裂けるだろうに、彼女の口はゴムのように伸びて顔よりも大きくなっても平気で。
そしてそのまま、メイドは少女を足から、呑みこみはじめたのだ。

ずるり、ずるり、ずるり。
ゆっくりゆっくりと、少女の身体はメイドの中に呑まれてゆく。
最早少女の首まで呑みこまれているというのに、それなのに、メイドの身体は膨らみもせず、首すらも元の細いまま。
少女の首から下は…足や、腹や、胸、肩や、手はどこへ消えたというのか。
まるで少女はメイドの中のブラックホールに呑まれているかのようだ。
マジックショーのような、そんな光景を、俺は夢中で見つめ、そんな俺を、呑まれながらも少女が見つめている。その頬には仄かに赤が差していた。

そしてついに、少女の頭まで、すべて呑みこむと、メイドは、俺の顔を見てくすりと微笑みかける。
そして胸元のボタンを外し、ぐいと、胸をはだけて見せる。
白い、少し大きめの双丘がぼろんと弾け出て、思わず俺はそこを注目する。
と、その間がぐにゃり、ぐにゃりと蠕動しはじめ、ずるんと、そこから顔が伸び出てきたのだ。
あの少女の、顔が。

「ふふふ、ずいぶん、感じいってたみたいだけど」
その指摘に、はたと、自分の股間が膨らんでいることに気付く。
「…うふ、ジェラの中も、とてもいいのよ。」
そういう少女の顔は、真っ赤な顔で大人のような蒸気を登らせている。
「もし次があったら、あなたも呑みこんであげるよう頼んであげる…」 思わずごくりと、喉が動く。
「じゃあね。」
そうして、少女の顔はまたメイドの胸へと沈んでしまった。

残されたメイドは元のように服を整えると、俺に向かい一礼し、どろりと、真っ赤な液体へと溶け出してゆく。
そして液体は音もなく、金庫の外へと流れ出し、あとには、呆然とした俺だけが残った。


  1. :|ω`)。oO(とっとと続きかエロ部分書いてくれないと泣きますよ?) 
  2. 管理人:続きとしては書きかけのものがあるんですが、キリが悪いのでここまでで。まあ、これに関してもいつかはちゃんと完成させたいなぁとかなんとか。優先順位はそれなりです。
  3. :キャラの妖しいカリスマに引き込まれました。この2人凄くいいなあ…。   続き楽しみにして待ってます!
  4. ゼリ&ジェラ:ゼ「どうしよう、カリスマとか言われちゃったよ!嬉しいよう」ジェ「おめでとうございます」ゼ「ジェラのスパルタ演技特訓のおかげだよ!ありがとう!」ジェ「全てゼリ様の努力の成果です」ゼ「また謙遜して…三つ編み踊ってるから喜んでるのバレバレだよ!」ジェ「お、御見通しでしたか…」ゼ「で、次は…心を盗む方法だっけ?」ジェ「はい。一流の怪盗たるもの、それも知っていなければなりません。」ゼ「また体内で特訓?」ジェ「はい。さらに厳しい指導になりますが…」ゼ「大丈夫!一流の怪盗になって、ゼリ旋風を起こす日まで、私、頑張るから!」ジェ「その意気です、ゼリ様」ゼ「で、特訓が終わったら、手始めにあの警備員の心を盗んじゃおうよ」ジェ「それは良い考えです。あの様子でしたら簡単に盗めるでしょう」ゼ「ふふふ、待ってなさいよ!警備員!」
  5. :>>4これは次回予告と受け取って構いませんねッ!!
  6. 3:>>4          うわわ…凄いレスが!  警備員がうらやましい! 特訓終了をwktkしながら 待ってます!
  7. 名無し:特訓の成果って言うかほとんどジェラのおかげで成功して・・・ ここから先は赤い物が付いていて読めない
  8. ゼリ&ジェラ:ゼ「もちろん次回予告に決まってるじゃない!」ジェ「今夜、あなたのハートを盗みます、ですね」ゼ「でもなんかそれを自分で出すと思うと、すごく、引くね、その文面」ジェ「そこをなんとか」ゼ「…えー?」ジェ「そこをなんとか」ゼ「…話は変わるけど、なんか、作者的には私達コンビは転がしやすいとか言ってるよ」ジェ「特にゼリ様のような馬鹿…ゲフゲフ、素晴しいお嬢様は勝手に動くとか…」ゼ「…なんか言った?」ジェ「い、いえ別に…」ゼ「でも書きやすすぎてこんなセリフの羅列になっちゃうとか」ジェ「これはないですね」ゼ「よね」ジェ「せっかく今、ゼリ様が私のスカートの中から出てきて警備員の方を引き摺りこもうとしているのに、読者の皆様にはわからないというわけですね?」ゼ「そういうことね。まあ、そんな事実ないけど」ジェ「え?そうでしたっけ?」ゼ「っていうかなによあの7番目!」ジェ「全て、ゼリ様の努力の成果です」ゼ「ほんとよ。同じメニューを7にやったらどうなると思ってるの!」ジェ「溶けます」ゼ「…そうなの?」ジェ「ええ、まあ、どろどろに溶けてしまいますね」ゼ「それ…やってあげたら喜ぶんじゃない?」ジェ「でしょうか?」
  9. 通りすがり:液状化→侵入and脱出。つまり、中身のお嬢様も液状化←→肉体再構成を行っていると思うと、興味が尽きませぬ。
  10. ジェラ:ジェ「…それは劇中で解説したほうが興奮しそうですね。というわけで今はひみつです」
  11. 名無し:メルトは大好きだが続きが読みたいからな・・・ 何か貢物を渡すしかないな・・・ どうしよ(;´Д`)
  12. 名無し:と、言う訳で・・・でも無いんですが上記の文章をノベルゲーム風にしようと思います。それで質問ですが音楽はつけたほうがよろしいでしょうか?後スライマラスさんのみに渡したいんですがOKですか?(´∀`)貢物は配るものじゃない、渡すもの(ry
  13. ゼリ&ジェラ:ゼ「ノベルゲームですって! 私たち、ノベルゲームになるんですって!」ジェ「まさかこんな展開になるとは…。もちろん大歓迎ですが、やはり皆に配りた」ゼ「ゼリ旋風。これはゼリ旋風の幕開けなのよ!」ジェ「お嬢様、興奮しすぎです」ゼ「ジェラだって嬉しい癖に。スカートが凄い勢いで蠕動してるじゃない。そんなにお礼をしたいの?」ジェ「ふふふ、そうですね…。ノベルゲームを作るような能力の方なら、私の中に取りこんで、永遠に楽しませるのも良いかと、そう考えているのです…」ゼ「ちょ、12、逃げて! 12〜!」
  14. 管理人:ああ、しまった、結局疑問に答えてない(笑。いや、ホント、ありがとうございます。でも私だけに渡したいとのことですが、でも出来れば皆に配りたいですね。音楽はどちらでもかまいません。
  15. 名無し:なんだか生命の危険が・・・(;゚д゚)  当方初心者の為残念クオリティでお待ちください。 配る件了解しました、アドレスとPWを完成後に晴らせて頂きます。 どちらでも良いと言うのならどちらも付けるのが男(ry  ゼリさんメインの所に特別な音楽を流そうと思ってますがギャク系が良いか明るいのが良いか・・・(;´д`)悩む
  16. ゼリとジェラ:ゼ「なんで悩むのよ! 私のテーマっていったらクラシカルかつ優雅なものに決まってるじゃない! えっと、例えば…」ジェ「ショパンの夜想曲第2番とかでしょうか?」ゼ「…なにそれ。」ジェ「…有名どころ、なんですけど」

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書いた日: 2008/12/06 23:32 カテゴリ:妄想

2008/05/03

君たち!! spamで妄想広げすぎですよ(笑

『見知らぬURLはクリックしない』

これは今や誰もが知っているセキュリティの基本です。

でも…例え最悪の事象となろうとも、被害を受けるのはPCぐらい。重要な情報なんて入っていない私のPCぐらいなら、別にたいしたことはならないでしょ…?

あなたは、そうやって、甘く見てはいないでしょうか?

これはそんなふうにセキュリティを甘く考えていた、ひとりの少女のお話です。


http://www.xxxxxxxxxxxxxxx.net/

とっても気持ちいいよ!!

親友から届いたメールには、たったそれだけが書かれていた。

いつもなら携帯へ届くはずの彼女のメール。なのに今日このメールに限って、私のPCのメルアドに宛てられている。

私は少しだけ疑問に思った。けど、彼女からのメールだし、問題ないだろうと考えた。

それに『とっても気持ちいい』という一文に、ほんの、ちょっとだけ興味が湧いてしまったのだ。

私はマウスを動かし、そのURLをクリックする。

ページが読みこまれ、まずブラウザの一面が水色へと変わる。

と、突然ブラウザが画面いっぱいに広が…いや、モニタすらも越え、私の視界全てを水色が埋めつくしてゆく。

さらに驚く間もなく、「ふわり」とエレベータが動き出したときのような重力を感じ…

じゅぽん

私は、水色の中へと飲み込まれていた。

気がつくと、私はふわふわと水色の中を漂っていた。

「おいで…おいで…」

遠くから声が聞こえてくる。

私にメールを送った、親友の声だ。

「おいで…」

…いかなくちゃ…

私は声のするほうへと泳ぎ始める。

「きてくれたね…」

相変わらず視界はどこまでも水色だったが、彼女が"そこ"に居るのがわかった。彼女の形が"そこ"にあるのがわかった。

「ね…楽しみましょ…」

「…あっ!!」

私の大事なところに、彼女の指がすぅっと入ってくる。

ちゅく、ちゅく、ちゅく…

細かく指を前後させ、私の襞の一枚一枚をやわらかく撫でてゆく。

「こっちも…」

やわらかい胸へと彼女の手が押しあてられ、ふんわりとやさしく乳首がつままれる。

溶けるように、やさしく、やさしく…

「次は…ここも…」

彼女のやわらかい責めはどんどんと広がってゆき、今や私の全身余すところなく、彼女に触れられていた。

「きもち…いいでしょ…?」

「あ…あぁっ…はっ…」

私の形が、どんどん曖昧になっていく。

私の色が、だんだん水色に染まってゆく。

わたしが、どこまでも広がってゆく…

わたしが、なくなっちゃいそう…

「まって…」

彼女の声が聞こえる。

「なくならないで…」

自分の状態にはたと気付き、私は力を入れる。

うっすらと、自分の形が戻ってくる。

「そうよ…もう少しがんばって…なくならないように、種をあげるから…」

…たね…?

「そう…私の種…」

ぐにゅにゅぐにゅう!!

「ひ、ひやぁぁぁああ!!」

突然私へ熱いなにかが侵入し、奥深くへと突き刺さる!!

…きもちいい!! 刺さってるところが気持ちいい!! 彼女と触れてるのが気持ちいい…!!

「さあ、受けとって…!!」

「あ、あああぁぁぁぁっ!!」

びゅくん、びゅくん、びゅくん…

私の中心に、なにかが注ぎこまれてゆく。

あつい、とてもあつい、熱湯みたいにあつい…!!

あつくて、とけてっちゃう…でも、私…わかる…

とけちゃってもわかる…あつく感じるのが"私"なんだ…うふ、うふふふ…

「…うふ、うふふふ…」

気がつくとわたしは、元のとおりモニタの前に座っていた。

あれは、夢?

違う。だってわかる。わたしの心はもうすっかり変わってしまっていて、体も…

腕の力を少し抜くと、そこからどろりと溶け出してゆく。それを見て私はくすりと笑う。

溶かした腕をPCの裏手に回し、すこんと、LANケーブルを抜いてしまう。

うふふ、便利な体。でももっと便利なのは…

抜いたLANケーブルを私は自分の秘所へと刺しこむ。そして自身の体でネットワーク機器の回路を再現し…

目を閉じると、私の魂はネットワークの海を漂っていた。もう私にはキーボードもマウスも必要ない。

それどころか、素敵な絵や文章を手で触り、その世界に入りこむことだって出来てしまう。もちろん改変も…。

でもまずやることは。私はDDNSサービスのアカウントを取得し、ルータの80番ポートを開けた。

ちょっと前なら理解できなかった単語も、今の私は理解できる。私の親…親友から受けついだ記憶のおかげだ。

そして…

http://slimy.webhop.org/

すっごく気持ちいいよ!!

こうして私へとアクセスするURLを、もうひとりの親友へとメールし、さらにいろんな掲示板に書きこんでゆく。

すると…ぴり、ぴりりと私の子宮が熱くなる。

ふふ、もうきてるのね、私へのアクセスが…

きもちいい、とってもきもちいい…

さ、あなたも早くきて。私、待ってるのよ…


いかがでしたでしょうか。

どうか彼女のようなモンスターにならないよう、知らないURLはクリックしないようにしてくださいね。


  1. 管理人:ざっくり書いてるのでエロシーンとか全体的に手抜きです。書きなおすのもめんどいなぁ。
  2. なしれ:作中のURLをコピペして…ちょっとだけ期待したのに!スラさんの嘘つき!
  3. 初ヶ瀬マキナ:今までの逆だー(゚∀゚)ー!
  4. 管理人:だから見知らぬURLはクリックするなとあれほど(笑 > なしれさん
  5. 管理人:たまには僕も…というわけでもなく、あんなこと書かれたらそりゃ筆も進むよバカヤロウって感じです。> マキナさん ってわけでネタありがとうございました〜 > お二方
  6. 管理人:ちょっと昼寝して起きたら修正したいとこが出てきたのでちょいちょいと。
  7. K-Chu:先生!今すぐそうなりたいのでちょっとお友達に成りすましてメールくださいませんか?
  8. 管理人:私が変わったら、すぐさまK-Chuさんのところにメールを送るので大丈夫ですよ…
  9. 管理人:なしれさんに誘われて、ちょっと小細工してみたよ。
  10. なしれ:くず湯吹いたw<小細工
  11. 管理人:ま、ちょっとした演出になるかな、と。DDNS設定して‥めんどかったぜ(笑

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書いた日: 2008/05/03 23:05 カテゴリ:妄想

2007/09/24

佐知子の日記 〜S-BOW氏 ホラーっぽい(略)より

10月16日

今日から私も日記を付けようと思う。

突然なんだか付けたきゃって気になったのは、今日恵とまざりあったときに、ちょっぴり彼女のが残っちゃったからかな。そう考えるとなんだか面白い。私の中に少しずつ恵が入ってくるのね。

10月17日

仕事のあと、今日も恵と混ざりあった。

恵は「雄と混ざると…」なんて言うけど、本当、信じられない。私のなにが不満なのかしら。こんなに気持ちいいのに。

10月18日

今日は恵と二人で恵理のところに行ったんだけど、会いたくないってドアも開けてもらえなかった。新しい仲間になるのに、酷いな。

身体が変わる大事なときに私が付いてあげなかった恵には、とっても怖い思いをさせてしまった。私だってあのときは怖かったはずなのに…大失敗だ。

だから今度は恵と二人できちんとフォローしてあげるって決めたの。スライムが楽しいってことわかってもらえるように二人でがんばらないと。

10月19日

今日も仕事のおわりに恵理のところへ行ったけど、やっぱりドアを開けてもらえなかったの。

無断侵入はしたくなかったけど、仕方ないから身体をドロッと溶かしてドアを通りぬけちゃった。このぐらい朝飯前なんだから。

…ま、服は通れないんだけどね。というか、服なんて邪魔なだけなのに、どうして人間はこんなの着ているのかしら。着てないともっと面倒なことになるから今は仕方なく着ているけど。

と、いけない、話が逸れちゃった。

部屋の中で、やっぱり恵理は溶けはじめてた。それももうかなり進んでる。私を見て「ひぃ」だなんて、まったく失礼だと思ったけど、まだ人間だから仕方無いかな。

それで、今日はどれだけスライムが素晴しいか分かってもらうために、彼女の目の前で恵と混ざりあってみたの。恵理がまだ参加できないのが残念ね。

二人でどろっと身体を溶かして、全身を性感帯にして混ざりあうの。これに比べれば人間のセックスのなんて無駄なこと。気持ちいいのもあそこだけで、融合できるのはたったの細胞一個だけだなんて。馬鹿馬鹿しくて笑っちゃうわ。

私も恵もとっても気持ちよくなれたところで分離して恵理にスライムの良さがわかったか聞いてみたの。そうしたら涙を流しながらこくこく頷いてくれたんだ。本当に嬉しい。

きっと彼女とならうまくやっていけそう。明日にはきっと全部液体になるから、そのときは一緒に混ざろうね。

10月20日

今日は土曜日。会社は完全週休二日だからお休み。

だから朝から恵理のところに行ってみたの。そうしたらちゃんと全部液体になってた。

でもおかしいの。ずっと部屋の隅っこのほうにいて、ぶつぶつぶつぶつ言ってるだけ。私が来たことも気づいてないみたいで、話しかけてもなんの反応もしないの。

せっかく混ざりあうのを楽しみにして来たのに。私、とても悲しくなったの。

でも、そのかわりにいいことを思いついたの。私は身体をいっぱいに広げて、恵理を包みこんだの。

で、恵理を包んだまま人間の形に。私のおなかの中に恵理を入れてあげたの。

そうしたら、なんだか恵理の悲しい気持が伝わってきたの。私は妊婦さんみたいに膨らんだおなかを撫でながら、安心してね、安心してね、って何度も唱えたの。それが良かったのかしら、恵理はなんだか落ちついて、私のなかで寝ちゃったみたい。

今も私のお腹のなかで恵理が眠ってるの。私、なんだか恵理のママになったみたい。ゆっくり私の中で、いい夢を見てね。

10月21日

恵理はまだ私の中で眠ってる。暫く混ざるのはおあずけねって恵に言ったら、がっくり肩を落としたかと思うと「浮気してやるから!」だって。

…それは困るけど、でも今は恵理のほうが大事なのに。

あと明日から仕事。急に産休取るわけにはいかないし…ちょっぴり困ったけど、すぐに解決した。恵理の体積が増えた分、私を減らせばいい。

というわけで、半分ほど分離。ほんと、スライムって便利。明日から一緒に仕事に行こうね、恵理。


寝る前に急いで書いたので変な部分がたくさんある。

こういうネタはわりと得意なほうのハズですが、今日は東方のやりすぎで既に脳が疲れてて。


  1. S-BOW:本当に妄想が止まらなかったのねw やはりこの手のネタは得意な人がやるべきだねぇ。GJそしてThanks
  2. 管理人:まあ、あのネタを読んで「なんで佐知子がフォローに来ないかな」と思ったので(笑。こうしてこのネタ自体も感染してゆくのです。

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書いた日: 2007/09/24 00:44 カテゴリ:妄想

2007/09/07

無題

あちこち体を動かしながら、妙にぎこちなさそうにしているジャーマネンにカラベラスは声を掛けた。

「どうしたの? ジャーマネン」

「カラベラス様…申し訳ありません。どうやら風邪を引いたようでして…」

「風邪?」

「はい。どうも身体が硬いのです…」

ジャーマネンが肩を動かすたび、こきん、こきんと、関節が鳴るような音が響く。なるほど確かに固くはなっているようだが。

「それ、本当に風邪なの?」

カラベラスの問いに、ジャーマネンは頷く。

「寒けも少しあるのです。風邪とはそういったものだと聞きましたが…」

カラベラスはそれを聞き、くすりと笑う。

「馬鹿ね、もう冬なんだから寒いのはあたり前じゃないの…」

「冬、ですか?」

「…ああ、そうだったわね。貴女は『冬』を知らないのね。ネメシスにも未来にも、四季はなかったから」

今はもう遠くへ行った記憶を辿るカラベラス。

「『秋』は、木々がみんな私のような色になって、とても美しかったです…」

「そうね。これから雪が降って、みんな真っ白になるの。それもとっても綺麗なの。」

「…『雪』とは、もしかして今、外に降っているものでしょうか?」

カラベラスが外を見ると、灰色の空に白い粒がひらひらと舞っている。

「あら、寒い寒いと思ったら…」

「綺麗、ですね…」

寄り沿うように外を見ながら、ジャーマネンが呟く。

「ええ、本当に綺麗」

ジャーマネンとカラベラスは無言で窓の外を見つめる。

「でも困ったわね」

ふいにカラベラスが口を開く。

「なんでしょうか?」

「固いって、貴女、凍ってきてるのよ。なんとか考えないと…」

冬は、これからが本番だった。


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書いた日: 2007/09/07 18:57 カテゴリ:妄想

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作成:スラマイマラス
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