『見知らぬURLはクリックしない』
これは今や誰もが知っているセキュリティの基本です。
でも…例え最悪の事象となろうとも、被害を受けるのはPCぐらい。重要な情報なんて入っていない私のPCぐらいなら、別にたいしたことはならないでしょ…?
あなたは、そうやって、甘く見てはいないでしょうか?
これはそんなふうにセキュリティを甘く考えていた、ひとりの少女のお話です。
http://www.xxxxxxxxxxxxxxx.net/
とっても気持ちいいよ!!
親友から届いたメールには、たったそれだけが書かれていた。
いつもなら携帯へ届くはずの彼女のメール。なのに今日このメールに限って、私のPCのメルアドに宛てられている。
私は少しだけ疑問に思った。けど、彼女からのメールだし、問題ないだろうと考えた。
それに『とっても気持ちいい』という一文に、ほんの、ちょっとだけ興味が湧いてしまったのだ。
私はマウスを動かし、そのURLをクリックする。
ページが読みこまれ、まずブラウザの一面が水色へと変わる。
と、突然ブラウザが画面いっぱいに広が…いや、モニタすらも越え、私の視界全てを水色が埋めつくしてゆく。
さらに驚く間もなく、「ふわり」とエレベータが動き出したときのような重力を感じ…
じゅぽん
私は、水色の中へと飲み込まれていた。
気がつくと、私はふわふわと水色の中を漂っていた。
「おいで…おいで…」
遠くから声が聞こえてくる。
私にメールを送った、親友の声だ。
「おいで…」
…いかなくちゃ…
私は声のするほうへと泳ぎ始める。
「きてくれたね…」
相変わらず視界はどこまでも水色だったが、彼女が"そこ"に居るのがわかった。彼女の形が"そこ"にあるのがわかった。
「ね…楽しみましょ…」
「…あっ!!」
私の大事なところに、彼女の指がすぅっと入ってくる。
ちゅく、ちゅく、ちゅく…
細かく指を前後させ、私の襞の一枚一枚をやわらかく撫でてゆく。
「こっちも…」
やわらかい胸へと彼女の手が押しあてられ、ふんわりとやさしく乳首がつままれる。
溶けるように、やさしく、やさしく…
「次は…ここも…」
彼女のやわらかい責めはどんどんと広がってゆき、今や私の全身余すところなく、彼女に触れられていた。
「きもち…いいでしょ…?」
「あ…あぁっ…はっ…」
私の形が、どんどん曖昧になっていく。
私の色が、だんだん水色に染まってゆく。
わたしが、どこまでも広がってゆく…
わたしが、なくなっちゃいそう…
「まって…」
彼女の声が聞こえる。
「なくならないで…」
自分の状態にはたと気付き、私は力を入れる。
うっすらと、自分の形が戻ってくる。
「そうよ…もう少しがんばって…なくならないように、種をあげるから…」
…たね…?
「そう…私の種…」
ぐにゅにゅぐにゅう!!
「ひ、ひやぁぁぁああ!!」
突然私へ熱いなにかが侵入し、奥深くへと突き刺さる!!
…きもちいい!! 刺さってるところが気持ちいい!! 彼女と触れてるのが気持ちいい…!!
「さあ、受けとって…!!」
「あ、あああぁぁぁぁっ!!」
びゅくん、びゅくん、びゅくん…
私の中心に、なにかが注ぎこまれてゆく。
あつい、とてもあつい、熱湯みたいにあつい…!!
あつくて、とけてっちゃう…でも、私…わかる…
とけちゃってもわかる…あつく感じるのが"私"なんだ…うふ、うふふふ…
「…うふ、うふふふ…」
気がつくとわたしは、元のとおりモニタの前に座っていた。
あれは、夢?
違う。だってわかる。わたしの心はもうすっかり変わってしまっていて、体も…
腕の力を少し抜くと、そこからどろりと溶け出してゆく。それを見て私はくすりと笑う。
溶かした腕をPCの裏手に回し、すこんと、LANケーブルを抜いてしまう。
うふふ、便利な体。でももっと便利なのは…
抜いたLANケーブルを私は自分の秘所へと刺しこむ。そして自身の体でネットワーク機器の回路を再現し…
目を閉じると、私の魂はネットワークの海を漂っていた。もう私にはキーボードもマウスも必要ない。
それどころか、素敵な絵や文章を手で触り、その世界に入りこむことだって出来てしまう。もちろん改変も…。
でもまずやることは。私はDDNSサービスのアカウントを取得し、ルータの80番ポートを開けた。
ちょっと前なら理解できなかった単語も、今の私は理解できる。私の親…親友から受けついだ記憶のおかげだ。
そして…
http://slimy.webhop.org/
すっごく気持ちいいよ!!
こうして私へとアクセスするURLを、もうひとりの親友へとメールし、さらにいろんな掲示板に書きこんでゆく。
すると…ぴり、ぴりりと私の子宮が熱くなる。
ふふ、もうきてるのね、私へのアクセスが…
きもちいい、とってもきもちいい…
さ、あなたも早くきて。私、待ってるのよ…
いかがでしたでしょうか。
どうか彼女のようなモンスターにならないよう、知らないURLはクリックしないようにしてくださいね。
- 管理人:ざっくり書いてるのでエロシーンとか全体的に手抜きです。書きなおすのもめんどいなぁ。
- なしれ:作中のURLをコピペして…ちょっとだけ期待したのに!スラさんの嘘つき!
- 初ヶ瀬マキナ:今までの逆だー(゚∀゚)ー!
- 管理人:だから見知らぬURLはクリックするなとあれほど(笑 > なしれさん
- 管理人:たまには僕も…というわけでもなく、あんなこと書かれたらそりゃ筆も進むよバカヤロウって感じです。> マキナさん ってわけでネタありがとうございました〜 > お二方
- 管理人:ちょっと昼寝して起きたら修正したいとこが出てきたのでちょいちょいと。
- K-Chu:先生!今すぐそうなりたいのでちょっとお友達に成りすましてメールくださいませんか?
- 管理人:私が変わったら、すぐさまK-Chuさんのところにメールを送るので大丈夫ですよ…
- 管理人:なしれさんに誘われて、ちょっと小細工してみたよ。
- なしれ:くず湯吹いたw<小細工
- 管理人:ま、ちょっとした演出になるかな、と。DDNS設定して‥めんどかったぜ(笑
注:以下の条件に当てはまるコメントは無視されます
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書いた日: 2008/05/03 23:05 カテゴリ:妄想